ミニチュアカー

心斎橋大丸の12階にある精密模型店に連れて行ってもらいました。



ケイズコレクション



写真のクラッシックフェラーリ、何とお値段は798,000円なり!

その部品の精度の高さ、塗装の本気度、素晴らしい!!

どうやら関西の濃〜いクルマ好きの方の集う穴場らしいので、心斎橋にお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

トヨタのリコール問題

どんどん問題が深刻化して着地点が見えませんね。

原因は、設計の不備及び部品の精度と、コンピュータプログラムの不具合の両方がある様ですね。

部品が物理的な欠陥を抱えている場合は交換するしかありませんが、プログラムの不具合の場合はECUや関連制御ユニットプログラムの書き換えで解決する問題のはず。

今のパソコンはネット経由でアップデートするのが当たり前なので、そろそろクルマにも常時通信とアップデート機能の実装が求められる様になってきたのかも知れません。

それだけ複雑なシステムになってるんですよね。



何だかトヨタが本気で心配になってきたので、早期に事態が収束することを願います。

さて、次は…

ウチは今フェラーリとTVRのパーツショップを運営しています。



フェラーリパーツ専門店コンタクト

TVRパーツ専門店コンタクト



共に所有する歓び、走る楽しさを満喫できるスポーツカーという共通点があるのですが、更にもう少し取り扱いメーカーを増やそうと思って試行錯誤中です。

ありふれているクルマはつまらないし、刺激の無い車種では面白みが無い。

う〜ん、悩みます…。

TVR タスカン

昨日、TVR社のタスカンというクルマが納車になりました。

ご存知の方はどれほどいらっしゃるでしょうか?



TVR



私が最初にこのクルマを知ったのは、ジョン・トラボルタ主演の「ソードフィッシュ」という映画でした。

見たことのないフォルムに興味を覚え、すぐにネットで検索しまくって探したのを覚えています。

まあ、私も普通のクルマ好きレベルですから自分には無縁なクルマだと思って忘れていたのですが、一年ほど前に神戸市内の国道でタスカンと出会ってしまったのです。

それ以来忘れられず、ヒマを見てはネットで情報収拾する毎日。

フェラーリでもポルシェでもなく、既存のどんなクルマにも似ていない唯一にして独特の存在。

そして、経営が傾いて火が消える寸前であるという背景にも心引かれて、ついに購入を決意しました。

それもイギリスからの直輸入というリスキーな形で。



紆余曲折ありまして、船便で大阪南港に入船してからガス検を通すのに四ヶ月も掛かり、ようやく昨日手元にやってきました。

まだほんの少しですが、動かしてみた感想は「あまりにもスパルタン!」ということです。

何せショップさんからは「このクルマで雨の日に走ることは、普通のクルマで雪道を走っていると思って下さい」なんてレクチャーを受けるほどなのです。

有り余るパワーと軽量な車体の組み合わせは、まるでレーシングカーの様な運動能力を発揮するモンスターです。



世の中が成熟して機能が洗練されてくると、こういう荒々しい魅力を持った製品がどんどん姿を消していきます。

クルマに限った話ではありません。

結果、消費者は本当に手にした製品に満足感を覚えているのでしょうか。

マーケットを殺しているのは、メーカー自身なのでは無いのか?

そんな事を色々考えています。

失われてしまったクルマの魅力を再発掘して、乗る歓びを沢山の方に味わって頂きたい。

今年はそんな思いを込めた新ビジネスを一つ立ち上げたいと思っています。