「THIS IS IT」

マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」オフィシャルサイト



この前の文化の日に嫁さんと一緒に見てきたのですが、想像以上に良い映画で感動しました。

決してコアなマイケルファンじゃなくても、楽しめる内容です。

基本的には予定されていたロンドン公演のリハーサル風景が淡々と流れるだけで、特に個人礼賛になっているわけでもなく、亡くなった後の映像とかも出てきませんので、過剰な演出色はありません。

それでも、リハーサルにあれだけの労力を掛けているんだ、とか、ところどころに現れるスタッフとのやり取りから垣間見える彼の人間性とか、普段は目にすることのない舞台裏を通じて掛け値のない故人の姿が顕わになってきます。

そして、そんな貴重な存在を失ってしまった事実。

彼が晩年受けた扱いが適切だったのかという後悔に似た気持ちがないまぜになって、やるせない感情が湧いてくるのを止められません。



思うのは、対象を批判・非難することは簡単で、褒めて肯定するする事の難しさです。

批判する時、人は対象よりも高みに居て自分のポジションは守った形を取ります。

批判者はちょっと賢げで、聡明そうに見えます。



対して、何かを褒める時は、対象に寄り添い、自分自身の人格や識見をさらけだして、対象の肩を抱き紹介する形になります。

当然自分自身の価値をも批判の対象に差し出す事になりますから、とてもリスキーな行為と言えます。

だから、褒めることは批判する事に比べて、とても難しい行為になるんだと思います。



先日も書きましたが、相手にちゃんと感謝の言葉やポジティブな気持ちを伝える努力をすべきですよね。

それも生きているうちに。

居なくなってからでは遅いのです。

「I'll Be There」



君を慰めて元気にしてあげるために僕はいる

君を僕の夢の世界へと連れて行ってあげる 君に出会えて本当に幸せさ

君への溢れんばかりの愛情とともにここにいるよ

君の力になって、決して君の傍から離れないよ

外部提携サービス

企業として競争力の基本となる基本的な役割は、極力自社内でまかなうべきだと思っています。

なので社員も正規雇用を前提にしているのですが、事の性格上どうしても社内リソースでまかなえない部分が出てきます。

外注化・提携といった社外のリソースの活用を図りますが、ここが非常に悩みどころ。

うまく所期の目的を達成できないことが見えてきた場合の改善策実施にパワーが掛かります。

何とか良い結果に結びつけたいと思っています。

トヨタ、今期限りでF1から撤退を発表

トヨタ、F1からの撤退を発表(PDF)



まあ、しょうがないかという気もしますが、さすがに残念です。

昨年のホンダ、今年のBMW、更にルノーも撤退を噂されていますので、来年はワークスチームはフェラーリとメルセデスだけになってしまう可能性大ですね。

「自動車レースの最高峰」と言われながら、環境問題への対応、膨張する一方の開発費の抑制、など難しいテーマが山積なので、F1そのものの将来像が不透明です。

そもそもレーサー個人の技量よりマシンの性能差で勝敗が決するケースが殆どになっていましたから、モータースポーツとしての存在意義を考え直す必要がありますよね。



数年は皆で頭を冷やしますか…。

高速道路の渋滞

私は神戸在住で、家内の実家が京都なので名神高速をよく使うのですが、最近の週末・祝日の混雑振りはちょっとヒドイですね。

特に下り線は、高槻バス停辺りのアップダウンを先頭に混むことが多く、ここのところ毎週のように自然渋滞が発生しています。

高速道路の週末1,000円施策のせいなのでしょうがないのですが、いつも思うのはどうして東京−大阪間の様な国土の中心ラインの整備状況がこんなに貧弱なのか、という事です。

文字通り日本の大動脈なのですから、車線を増やして、新名神も全線開通させれば良いと思うんですよね。

首都圏の高速環状道路とかも計画の進捗遅くていつまでも東京の高速の渋滞解消しませんし。

お金の使い方がみみっちくて、セコいなあと渋滞にハマる度に思ってしまいます…。