クルマが売れない事の意味

<やっと実感できそうな「消費」の重要。>ーダーリンコラム:ほぼ日刊イトイ新聞

(↑リンク先が固定じゃないので、後で気が付いたら張り替えますね)



自動車が売れないという話は、

これまで、こんなふうには、なかった。

どうしたって、日本でいちばん大きな企業は

トヨタなんだし、魅力のないクルマや、

品質のよくないクルマは売れなくても、

いいクルマは売れるんだ、と、

みんなが思っていた。



クルマが売れないということをニュースで知った人は、

「クルマまで‥‥」と感じたのだと思う。

これまでにも、売れなくなったといわれるものは、

いくらでもあったからだ。

でも、クルマは売れてるよね、と信じていたのだった。



クルマまで売れなくなることがある、

と知ったことで、ようやく、

実感として「考え方を変えなきゃ?」と思うようになった。

いや、「なった」んじゃなくて、「なる」のかな?


まさに。

ずっと「クルマ」はKing of 商品のポジションを維持していて、誰も疑いませんでした。



高校を卒業したら免許は取るもの。

働き出したらクルマは買うもの。

週末はドライブに出掛けるもの。



相当長い間これらは皆が共有する常識だったと思うんですよね。

でも、それが常識じゃなくなってしまった…。



今、クルマ業界の人は皆うろたえています。

だって初めての経験だから。

どう対応したらよいか分からない。



さて、ウチはどう対応すべきか。

そんなに規模を追う必要はないので、やっている当事者である自分達が楽しい方向、趣味性の高い方向に舵を切ろうと思っています。

問題はストライクゾーンの設定。

広すぎず、狭すぎず。

これが難しい…。