Google、行動ターゲティング広告の開始へ踏み出す

Google、閲覧履歴に基づくターゲティング広告を導入。利用者自身で「好み」の設定も可能



Googleがネット広告の歴史に新たな1ページを追加しました。

以前から導入が予測されていた行動ターゲティング広告がついに開始です。

Adsenseに代表されるコンテンツマッチ広告は、広告が掲載されているサイトの内容に応じて広告を出し分ける仕組みでした。

クルマの記事が書かれたBLOGを見ている時は、クルマの広告が表示、という具合ですね。

これが、同じ広告枠に例えば不動産の広告が表示される様にカスタマイズされるわけです。

あなたが直近に不動産情報を頻繁にチェックしていると。



少ーし気持ち悪いですね。



行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか



↑こちらは少々脅かしすぎかも知れませんが、本人が意図しないうちにWeb閲覧行為を記録されている時代に入ろうとしています。

設定画面で各種のパラメータ調整や、広告表示の差し止めも出来るとありますが、そんな事知ってる人の方が少数でしょうし、ほぼ全員デフォルト状態で広告を受け取る事になるでしょう。

技術的に簡単に実現できる以上、利用者側は広告提供者の行動を止める事は出来ず、表示される情報や送られてくるDMなどを自分の判断で取捨選択するスキルが必要になるのだと思います。



何せ、マス広告は死につつある、という事ですね。