「ベンチャーがアメリカに集中する理由」

こちらの記事は、大変示唆に富んだ内容です。

個人的には、大学の質の差に関するコメントが興味深いですね。

やはり知的産業を集積させるにはインキュベート機能というコアが大事なのですね。

神戸ではやはり神戸大学にその役割を期待せざるを得ませんが、実態はお粗末。

やはり関西は京大がキーになるのでしょうね。

私立大学という意味では立命館に期待ですが、さて。。。

時間感覚

前ジェフ千葉GMの祖母井(うばがい)さんをご存じでしょうか?

現日本代表監督であるオシム氏を招聘し、弱小チームだったジェフを強豪に押し上げた功労者です。

今はフランス二部グルノーブルでフロントとして新たなチーム作りにチャレンジしている氏が、今日の日経夕刊で語っていました。



種をまいてから実を結ぶまでは時間が掛かるということを現代人は忘れている。スピードアップばかり考えて、待つことができなくなっている。勝利優先のこの世界に、ちょっと違うクラブがあってもいいんじゃないか。人間らしさとは、と問いかけ、クラブのメンバー、サポーターとともに生き方を探り、提示していく。クラブづくりとは本来そういうことだと思う。




このしっかりと地に足の付いた理念こそが、輝かしい成果を生み出したのだと思います。



簡単に成果が出る事柄は、簡単に崩れてしまう。

だからこそ、遠回りに見えても一つ一つの要素を地道に積み上げていく活動が大切で価値のある事なのだと、そう思いますね。