マスコミという存在

得意げになって報道しているマスコミに対して一言。



私が大学4回生だった1988年6月のこと。

あのリクルート事件が発覚しました。

当時リクルートの内定者だった私は、急遽親同伴で大阪支社に呼ばれ、人事部より説明を受けました。

一部内定辞退者も出ましたが、殆どの学生はそのまま入社して社会に出る事になりました。

内定式・武道館での入社式といった節目のイベントや事件のポイント毎にマスコミ関係者が取材に押しかけ、あることないこと散々報道されました。

それまでは活字になっている事を疑うことは無かったのですが、いかに実態とかけ離れた報道が恣意的に行われるか。

まだ社会経験の殆ど無かった我々新人は、社会人一年目から他では出来ない良い社会経験をさせてもらったと思います。



物事には必ず両面あること。

人の言う事を盲目的に信じない事。

最後は自分の目で見て、自分の心で感じる事を信じる事。



今に至るまで通用している鉄則です。



しかし、マスコミのレベルは年々低下する一方な気がしますね…。

自分たちが特別な存在だと思い上がるのはほどほどにしなさい。

存在意義を示したいなら、良識のある行動でそれを示しなさい。