本の効用

時間があるはずなのに、本のストックがどんどん溜まっていきます。自分の日常を振り返るとやはりスマホに無駄に時間を使っている。ニュースやSNSのチェックをしないわけにもいかないんだけど、どこかで歯止めを掛けないと際限なく小さなスクリーンに向かって時間を浪費してしまう。



紙の本が売れなくなってるけれども、依然として本の効用は失われていないと思います。やはり始めと終わりが明確で、まとまったパッケージの形で一つの知識を整理してくれているのは、体系的な知識の獲得と整理に有用だと思います。これがWebだとどこからどこまでがひとかたまりなのかはなはだ分かり難く、終わりがない。だから頭の中にはっきりとした知識の地図が出来にくいと感じます。やはり優れた著者と編集者が頭を捻ってコンテンツを吟味、編集してくれたまとまりに意味があるのだと思う。それが技術解説であっても、経営書でも、歴史や哲学などのリベラルアーツ系の読み物であっても。



多分意識して読書の時間を確保しないと本は読めないと思うので、少し時間の使い方を変えようと思います。まずはFacebook見る時間を減らすところからかな。