Panasonic迷走中…

Panasonicが苦しんでますね。家電の花形であるテレビがあれほど激しく価格下落すれば、そりゃ事業計画も狂いますわね。個人的にはプラズマテレビの画質が好きでファンだっただけに、プラズマ撤退の決断は非常に残念です。かといって液晶に明るい未来が見えているわけでもなく、次世代ディスプレイはまだ様子見段階です。半導体の世界同様に、容量やスペックの進行が速すぎて、膨大な開発投資を突っ込める企業だけのチキンレースになっちゃってるんですね。今は勝ち組のサムスンだって明日は分かりません。怖い世界です。



外野ですから無責任発言なんですが、変にAVを追求せずに、ホーム&ヘルスケアに特化した白物家電で行くのが良いかも知れませんね。SONYがやってない分野、と考えるのが分かり易いですか。電子レンジ・冷蔵庫・IH調理器・エアコン・洗濯機・空気清浄機・ヘアードライヤー・健康器具etc.。これはこれで大きな市場があるし、競合に対して優位性を保ちやすい領域のように見えます。ヨーロッパ市場なんてまだまだこれから開拓の余地一杯ありますしね。だから絶対ヘルスケア部門は売却なんかしちゃダメだと思います。レッドオーシャンは捨てて、地味でも収益取りやすい分野にフォーカスして、生き残って欲しいです。関西家電の雄ですからね!