消去法による社長選び

完全な穴馬?東芝、新社長就任の裏 西田会長と佐々木社長の確執、消去法で選出…



新しく選ばれた社長も自分のことを”消去法”なんて書かれちゃいい気はしないでしょうが(笑)、よくある日本の社長選びの光景ですね。多分部長クラスに登用されるあたりからどの派閥に付くのか選択を迫られ、後は上のご機嫌を損ねないように社内政治の波を無難に乗り切る事に腐心する。社長を選ぶポイントは、同じ事業領域から続かないこと、会長・社長との相性、無難な人間性。これで大人物が選出される訳はありません。社長になったらなったで、自分を引き立ててくれた会長がまだ元気だから顔色を伺って、しかも任期はたったの四年。これでどうしろと?



そりゃあ、日本企業に元気がなくなるはずですよね。創業世代はどんどん引退しちゃって、どこも小粒なサラリーマン社長。だから余計にオーナー企業が目立ちます。稲盛さん、柳井さん、孫さん、三木谷さん、などなど。かといってもう一回戦争起きて全員パージなんて事も嫌だし、しょうがないのかな。今なら伸びている海外の新興市場を開拓するアグレッシブな猛者がもっと出てきてもいい気がします。日本が居心地良すぎるんでしょうね。

消費者心理

俺がまんまと買わされたセールストークを書いていく



「たとえばまずすっごい安い値段を提示して客にOKさせるでしょ?

 そのあと上司と相談するとか行って値上げしたり」



「在庫あるの分かってるのに、わざと『人気商品のため在庫ありません』とか言って購買意欲をあおったり」



「最初にめちゃくちゃな値段だったり汚い商品を見せておいてから、あとで本当に売りたいやつを見せたり」



「あと高い商品を並べて金銭感覚をおかしくしてから安いの買わせたり。ってそれ全然安くないんだけどねーwww」
ククク、なかなか面白い記事ですね。確かに実店舗で店員とやり取りしていると、何らかのセールストークを持ち掛けられて駆け引きが発生します。今ネットショッピングをしている人の中には、そういうやり取りが鬱陶しくてシンプルな買い物をしたい人も多いのかも知れません。このあたりは、買い物好きで店員とのコミュニケーション含めて楽しめる人と大きな違いが出る部分ですかね。



逆に売る側に立つと、お店のスタイルにも通じる部分があるでしょう。最初からメリットを分かり易く打ち出して即決価格オンリーで売るお店、想定するストーリーに乗せるべく大量のテキスト文で語りかけるお店。店主の商売スタイルが出ますね。



買い物って、凄く人間的な性格の出る行為だと思います。だから、そこに正解はない。結局店主の価値観とか人間性が決めるんですね。私は無機質な大規模店よりも、そういう人柄が出るようなお店を見ているのが好きです。「この人に会ってみたいな」そう思わせることが出来れば、成功ですね。

15期決算です

株式会社コンタクトが15期の決算を終えました。会社作ってからもう15年経つんですね〜。早いもんです。1998年当時も決して景気は良くありませんでした。世の中にインターネットというものが普及していくまさに立ち上がり期で、目に見えて業界が発展していく様が楽しかったですね。お金もなくて、独りで創業して、最初は仕事も無く、最初の結婚も破綻して、この先どうなるのかと思いましたが、今日を迎えられていることを有り難く思います。



思い出すと、創業当時のビジネスプランなんて本当にあってないも同然で、結局その後も仕事の内容は目まぐるしく変わりました。そう考えると、起業しようか悩んでいる方には「考える前に飛んでごらん」と言いたいですね。あまり先を見通そうとしても無駄なんですよ。その時その時の環境にアジャストし続けていくしかない。生きていくだけなら、まっとうな事を一生懸命やれば、何とかなります。世の中、一生懸命な人を欲してるんですよ。腹をくくって集中すれば、その辺のサラリーマンに負けるわけないんです。色々出会いとか、運とかもあるけれど、現状が面白くなくて燻っている若い人にはどんどんチャレンジして欲しい。そうやって社会は活性化するんですからね。

日本に求められているパラダイム転換

戦後発展を続けてきた日本が今直面している大きな課題は次の二つだと思っています。



1.東京一極集中の是正

2.少子化対策



どちらも簡単には是正出来ない大きな問題なのですが、個人的に思っていることを書いてみます。



1.東京一極集中の是正

 よく日本は東京に極端に集中していて良くない、なんて言われますが、これが満更マイナスという訳でもないという話しもあります。



GDP世界一の都市・東京
3. 世界でも住みやすい都市、東京



MONOCLEというイギリスの住宅雑誌で、毎年「住みやすい都市世界ランキング25」が行われている。

東京は、2008年まではランク外だったが、2009年にはミュンヘン、コペンハーゲンに次いで3位、2010年には4位にランクインしている。

(ちなみに他には福岡と京都が25位以内にランクイン)



ヨーロッパ人だけではない。

アメリカでも西海岸のグルメなベンチャー金持ちの楽しみは、週末に「東京グルメ」を楽しむこと、なんて記事を以前Wall Street Journalで読んだこともある。

西海岸からなら、飛行機で10時間くらいで東京着きますからね。



東京は、物価が高い、英語が必ずしも通じない、など外国人にとっては難点もあるが、

広い公園・庭園も多く、緑も豊か、歴史的事物に加え美術・音楽など文化的にも奥が深い、

結構安全、提供される食事のバラエティと質などが海外で評価される理由だ。
効率性という意味では一ヶ所に全部まとまっていた方が便利だし、東京ほどの文化的成熟度のあるメガシティは世界的にも貴重な場なので、刺激的で楽しいのは事実です。実際問題海外でも大抵は首都に一極集中しているのが実態ですよね。パリしかりロンドンしかりローマしかり。むしろアメリカや中国みたいに複数の都市が違う役割を担って分散している方が例外で、それは広大な国土が理由というだけにすぎません。ではこのまま東京集中を進めて良いのかと言えば、それもアリなんでしょうが、肝心の住民がストレスに耐えられるかですね。あの満員電車と劣悪な住宅事情をいつまで我慢出来るんでしょうか。私は無理と思っちゃいました。(^^;

 この流れが変わるには、多くの人の価値観に転換が必要なのだと思います。まず、職場としての大企業志向から脱却する必要があります。幸いにして、既に若年層の雇用では大企業の存在感は年々薄れるばかりです。今の既存社員が大量に退職する頃には随分就業意識も変わっているでしょうし、必然的に多くの人がもっと小規模な組織に属していることが増えるでしょう。大企業のリストラは今後も止むことはないでしょうし、そろそろ終身雇用の幻想から覚めても良い頃だと思います。あと、転勤という仕組みに多くの人がNoと言っても良いんじゃないかなと思っています。だって、自分の住むところ一つ自分で決められないって、酷くないですか? 勿論、転勤ありのエリートコースをチョイスする選択の自由はあってしかるべきでしょうが、転勤なしというのが本来の働き方なんじゃないのかな。ヨーロッパで同じ事したら暴動起こりそうです(笑)。 自分の生き方を大事にして、他者に依存しない働き方を志向すれば、自然と東京への集中度も和らぐんじゃないでしょうか。



2.少子化対策

 これも上記に関係するんですけど、女性がもっと働ける環境を作ることが大事なんじゃないでしょうか。勿論専業主婦が良いという人も多いとは思いますが、旦那に依存しないで自分自身の経済力を持っていたいという女性も多いはず。ある意味リソースの巨大な埋蔵金になっていますから、女性をもっと活用出来れば労働力という意味でも、消費という観点からでも、もっと経済が活性化するんじゃないでしょうか。変に移民を増やすよりずっと良いと思います。で、そのために必要なのは、やはり働き方に対する考え方を変えることでしょう。つまり、多様な働き方を認めることが必要です。一番は時短勤務を認めること。そして、職場全体が極力残業を避ける意識に変化すること。そもそも規定の時間ぴったりに仕事が終わる会社が少なすぎます。これでは保育園に預けることも難しい。幼少期は長時間保育も難しい事がありますから、預けて遅れて出勤、早めに退勤してお迎え、が出来なければ女性は働きに出ることが出来ません。これだけ派遣社員みたいな非正規労働が増えているんですから、勤務時間にも色んなバリエーションがあって良いんじゃないでしょうか。ちなみにウチでは、時短勤務も、イレギュラー出勤(週に何日しか出勤しない)もアリにしています。勿論フルタイムの人に不公平にならない給与上の差は付けていますけど、大事なのはそういう選択肢が用意されていることなんじゃないでしょうか。会社にとっても、能力の分かっているベテラン女性社員をむざむざ手放すのはマイナスだと思います。



全ての問題点は、深く考えもせずに何となく前例を踏襲している頭の固さにあるんだと思います。逆に言うと、柔軟な雇用環境を用意した会社が良い人材を獲得出来る訳で、中小企業は差別化の良い施策になるんじゃないかな。柔らか頭で行きましょうよね。

アメーバ経営の効果

日経新聞朝刊に「迫真:日航・稲盛和夫」と題した連載があります。JALに乗り込んだ稲盛さんが経営を立て直した過程を追っているのですが、お得意のアメーバー経営の効果について言及されていました。正直稲盛さん自身は抹香臭くてあまり好きではないのですが(笑)、準現役世代としては日本を代表する経営者であることに変わりはなく実績には頭を垂れるよりありません。大企業を10人程度の小集団に分割して収支管理を徹底させる手法は、社員3万人のJALにおいても効果を発揮したんですね。



あまり詳しく勉強していませんのであれなんですが、アメーバ経営の骨子は間接部門にも収支管理の仕組みを導入する事にある様です。企業の中で実際にお金を外から稼いでくるのは営業部門ですから、全ての間接部門やサービス部門は外見上はコストセンターになってしまいます。これを”協力対価”という概念で収入を発生させることで、全部門に収益という概念を発生させることが出来ます。JALの人は驚いたでしょうね。パイロットも整備士も、売上とか原価なんて考えたこともなかったでしょうから。記事で印象的だったのは、
「キミたち実は勝っていたよ、と2ヶ月後に試合結果を教えられても、ちっとも燃えない。3万人の団体戦では自分が貢献できたかどうかも分からない。しかし10人のチームで毎月、勝敗が分かると『やったあ』『残念だった』と社員が一喜一憂する。かつてJALは泣きも笑いもしない組織だったが、アメーバで生きている会社になった」
という部分。なるほど、そういえばリクルートもPC(Profit Center)制度という部門別収支管理を取り入れていましたね。個人的にはあまり数字でお尻を叩くのは好きではないんですが、大人数の組織に緊張感を持たせる仕組みとしては良いのかも知れません。



こうやって見ると、JALしかりJRしかり、海外では大手航空会社もGMも、一回倒産してからちゃんと立ち直っていますからね。ダメになった組織は一度潰して、膿を出して、経営者入れ替えて、という再生を積極的にやれば良いのにと思います。日本は延命にこだわりすぎですな。

「平和と繁栄の回廊」麻生外交の成果

字幕付【中東和平】平和と繁栄の回廊【善行と罰】 その1



一部ネット民には強烈なファンのいる麻生太郎副総理。外交の場で非常に存在感を発揮することで有名です。英語が堪能なことと、やはり彼のパーソナリティなんでしょうね。世界の火薬庫、パレスチナ地域で彼が非常に大きな外交成果を挙げていることはご存知でしょうか? すんごく長いんですけど、講演の書き起こしですのでざっくりご覧下さい。
「これからの日本になに期待されているんだ?」と

言われれば、私は今から言う例が一番だと思っているので

ちょっと話が長くなりますが、聞いてください



パレスチナ

というところが中近東にあります

イスラエルとドンパチやっているところですが



一九四八年

今から約六〇年ぐらい前に

ここにイスラエルという国ができました





以来、パレスチナとの紛争はずーぅと今日まで続いて

全てのテロというものは、

まずは、ここから起こったと言ってもいいぐらい



それに対して多くの人々は

「イスラム教とユダヤ教との宗教戦争だ」

とよく言っているが

こりゃ嘘だと思う



なぜなら・・チリ

チリってのは、南米にチリという

皆さん方が飲まれるワインなんかもそうですが

チリという国があります









このチリという国の外務大臣の話によると

チリにおける最大の外国人のコミュニティは



Chile Jewish Society

チリユダヤ人協会



次に大きいのが

Chile Palestine Community

って言うんですって



この二つが一番デカイんですって



ユダヤ教

イスラム・・

ユダヤ教



両方、ご存知の通り

パレスチナはイスラム教

そして

イスラエルの方はユダヤ教ですよ



そしてチリはもちろん

キリスト教ですから



キリスト教国の中に

全然異なる宗教が二ついて

最大の勢力をもって

その三つともうまくいっている



即ち

宗教が全ての原因だ

世界でよく言われている

宗教によってアレが起きてんだって話は嘘だ



そこで

私は、こういうところにおける

いわゆるテロが起きたり、なんだったりするのは



そりゃー、色々あるだろうが

根本的には貧乏

「貧困と絶望」だと思っている



希望がない

メシが食えねぇ



この二つがテロになる一番大きな理由だと

私は、そう思っている



僕はアフリカの

電気もないようなところに二年もいたし

中南米のブラジルにも一年ぐらいいた



アメリカやイギリスにもいましたけど

こういう

かなり貧しい、

電気もないようなところに

二年間ぐらいいたことがありますんで



よくそういったところを比較すると

わかりやすいんだと思いますが



そこで我々が、

日本政府として



これらの地域にどういった

国際貢献ができるのか、というんで



外務大臣になって一年・・

二年ぐらいになりますか



その頃に

こいうプロポーザル、

提案を出した



「パレスチナさん、おたくでは

 このまま行ったって先はない

 世界中、パレスチナ人から送られてくる

 義援金だけで国が成り立つ

 なんてことはありえない









 そこで、

 イスラエルも一九四〇年代、五〇年代は

 間違いなく義援金でやってたが



 彼らはキブツ(kibbutz)

 ご年配の方なら覚えてるだろうけど

 農業法人



 ロシア語でいやぁコルホーズ

 中国語では人民公社



 これの巨大なものを作って

 イスラエルは巨大な農業国家として

 まずはスタートしたんだ」と



「したがって、

 お宅も

 この農業をやる気はないか?



 気候、風土は

 イスラエルと全く同じ所にあるんだから

 気候、風土は同じだろう



 作る技術は俺たちが教える

 金も出そう」



できあがった物をどうするか



これは間違いなく

この国以外に売らにゃいかん



売って外貨を稼ぐ



「そこも俺たちが教える」



日本で今、

イタメシ屋、

色々なところで、

イタリア料理で、



トマトだ、レタスだ

みんな、中近東やら

ギリシャやら、トルコやら



またぁ・・

色々なところから輸入してます



「輸入してやる

農協が教えてくれる」



しかし、農協の人たちは商売ができませんから

農協の人たちは作るだけ

自分たちは商売する気がない人たちですから

だから自分たちで物売らないんだから



したがって

「売るのは商社を使って教えてあげる



あんたらのやることはたった一つ



働け



日本人並に働いてみせろ」



「イスラエルさん、

 お宅のやることはひとつだ」と









「何もしねぇーでくれ



 この地域に一切に何もするな



 決めたとこにゃー

 ココは、しないでくれ」



となりにヨルダンという国があります

そちらから見たらヨルダンの東側に

あるのですが

ヨルダン川という小さな川・・



言っておきますが、

相模原川よりは大きいと思っていたら

大きな間違いよ



小川みたいなもん、

ヨルダン川ってのは

小さな・・

ポイッと飛び越せるぐらいの川



その川の東側がヨルダンだ









その国を通して輸出

イスラエル通して輸出したくないから



「お宅、飛行場までの道路

 俺たちが作るから

 道路だけタダで貸せ」と



「あと使ったっていいよ

 俺たちが

 それを舗装するから」



これが条件



これによってパレスチナは

自分で食い物を作り



自分でそれを輸出して

自分で稼ぐ



仕事と収入と

未来が見えてくるから



「これを俺たちがヤルがどうだ?」



交渉に

かれこれ一年半ぐらい

かかったと思いますが



昨年の三月 (2007年3月)

シモン・ペレスという



今はイスラエルの大統領に

なりましたけれども



この人が来て

日本で



外務省

飯倉公館で



日本、ヨルダン、パレスチナ、イスラエル

の四カ国で手を握って

「・・信用してみるか」

という話になりました



「俺たちがヤルんだ

 他の国がヤルんじゃない

 日本人がヤルんだと



 フランス人が

 イギリス人が

 アメリカ人がヤルんじゃない

 俺たちがヤルんだ

 信用してもらっていいんじゃないか?」と



言って

立ち上がって握手して









六月に

feasibility studyを終えて

六月にやれる



技術的な目処をつけて



八月



ジェリコ・・

ジェリコってのは死の海と言われる

デット・シーという死海



海抜マイナス三二〇メーターという

世界で最も古い町のひとつ

ジェリコということろで

それをやることになりました









そこにイスラエルの外務大臣と

私と他の国の外務大臣みたいなのが

四人集まった









「イスラエルの外務大臣が

 ジェリコに来たのは初めて」



と大騒ぎで新聞に

・・その辺りでは

めちゃくちゃ

大ニュースですから

日本の新聞に載ったことありませんけど





そして

ペレスという

イスラエルの大統領が



「これまで俺たちは三カ国で

 何百回となく交渉のテーブルに

 着いたことがある

 しかし、

 金儲けのために三者が

 一緒の席に座るのは初めてだ」



俺は

「可笑しい」と

ゲラゲラ笑った



「ユダヤ人が金稼ぐ以外で

 何で集まるんですか?」と



ゲラゲラ笑った

面と向かって



そしたら

だぁ~れも笑わないんだね

極めて深刻なんだよ



政治家歴五一年だからね

このペレスって男は



それが

「ない」

と言うわけ



これまで

調停やら

休戦やら

なんやら・・・



「一回もない」



「ユダヤ人が金儲けの話をしないのは

 おかしいんじゃないの?」って

言ってゲラゲラ笑ったら



「あそこで笑ってくれて助かった」と

「笑ってくれなかったら

 実は、ちょっと間が持たなかった」と

「お前が笑ってくれた

 おかげで助かった」



と言われたんですが



この事に関して

「そんなとこに手ぇ出したら

 アメリカからなにか言われたら

 かないませんよ」と



野党の人も言った



新聞記者も言ったよ



しかし



アメリカが

日本に対してなんて言ったか



「本当か?!



お前、正気か?」



って言うから

「おぉ」



「何でそんなことができんだ?」



「あんたらは、これまで

 平和というものを

 政治と軍事でやってきた



 しかし

 五〇年間うまくいったことは

 ねーだろうが?



 俺たちは、

 それを経済でやる



 だから

 時間をよこせ

 しばらくやらせてみろ

 俺たちに



 あんたらはダメ



 アメリカ人

 イギリス人

 フランス人

 信用できない



 俺たちは

 なん~にもこの地域に

 今まで関係ねーから

 だから俺たちは信用がある



 この顔がええんだ

 その顔はダメ



 これが証拠だ」

と言ったら



これも今みたいに手叩いてくれる

人がいたらよかったんだけど



相手のアメリカの偉い人は

黙ぁ~て



「すごい、

 それが起きたら奇跡だ」



と言ったんだけど



少なくとも

かれこれ一年近く経ちますが



これまで弾打ち込まれたこともないし



妨害されたこともありません



「少なくともあの砂漠が緑に変わったら

 平和が我々に

 これだけの繁栄を与えてくれる

 というのを日本人が俺たちに教えてくれる



 それに応える義務と責任は

 我々パレスチナ人

 そしてイスラエル

 それに責任はかかっている」



と言って

パレスチナの外務大臣が

演説したのに対して



イスラエルの外務大臣が

・・ってうなずいてましたました



これがもし三年後、

きっちり青い物ができて

緑になった場合

多分、世界は”奇跡”って言うよ



おらぁ

日本人がやるってのは

こういうことだと思うね



これからの日本ってのは



これで言っていることはねぇ

肝心なことはひとつなんだよ



”働く”

ってことなんですよ



働く



他の人たち・・

中国の人たちなんかは

人を働かせるのは

うまいよ



しかし自分で働くか?



これ、すごく肝心なところですよ



これね、

宗教観に基づいていると

僕は思うね



俺の偏見かもしれんけど



旧約聖書



イスラム教

ユダヤ教

キリスト教

の経典は

旧約聖書ですよ



この旧約聖書に

例のアダムと

イブってのが

出てくるんですが



神との契約を破った

アダムに対し

神が与えた罰が



”労働”であります



したがって

”労働は罰”なんですよ

Working is a punishment

なんだ



しかし我が方

これは神道



我が方は

経典がどうの・・

そんな難しい宗教じゃなくて



土着宗教みたいなもん

シャーマニズムって言うんだけど

土着宗教



こっちは経典なんてねぇ

”自然との共生”

”先祖崇拝”

だいたいこんなもんだ

あとありゃしない



したがって経典がないから

一番古い本ってことになると

これは”古事記”ってことになる



例の天照大神っていう

おばさん・・・



おばさんって言っちゃえいけねぇ

女の神様がいる



この天照大神って

女の神様が一番えらいんだな



この天照大神が



”機織り小屋からいでたまえ

神々はいかにしておわすと

天の岩戸を開けたまい

高天原をながむれば

神々は野に出て働いていた”

と書いてあるだろ



ご年配方だと

誰でもこの辺りは記憶があると思うよ



今日日の青年会議所は

こんな格調高い日本語なんて

全然知りませんよ



これダメ



こいうのを教えることが

おじさんたちの仕事



この話を読めばわかることは

一目瞭然にわかることが

いくつかある



天照大神が

女の神様が

機織小屋から出てきたんだから

一番えらい女の神様も働いていた



”神々が野に出て働いていた”

ってんだから



間違いなく

”神々”

複数だ



一神教じゃない

複数



すなわち

神々が行うんだから

罰のはずがない



神々が行うのは

善行しかねぇ



したがって

”労働は善”です



Working is a mitzvah



かたや

Working is a punishment



罰と善行じゃ

全く違いますよ



したがって

外国人と付き合いのある人なら

わかると思うが



外国人と付き合ってごらん



「退職した!」

シャンパン抜いて

大騒ぎだろうが



ーーーーーーーー(講演部分はここまで)
どこまでが麻生さんの個人的な手腕なのか分かりませんけど、



スイカが戻ってきた(パレスチナ)(JICA)



この記事を見る限り、着実に現地に成果は出ているんじゃないでしょうか。これが本当の中東和平に繋がれば、ノーベル平和賞ものかな? そんな日が来ることを願います。

デフレの原因と対策

年功序列の終焉



少し分かり難い記事ですが、面白い指摘だと思います。
 ・日本:賃下げ→雇用維持→デフレ→世代間格差の拡大

 ・アメリカ:賃上げ→失業→インフレ→垂直格差の拡大
結局世界で起こっていることは単一の現象で、要するにグローバル化が進んで先進国の経済と新興国の経済がリンクしてしまった。結果として安い労働力が市場に供給されてしまい、モノが安く作れるようになった。これを利用して製造業等は原価を下げることが出来るが、新興国との賃下げ競争を招いてしまい労働者が苦境に追い込まれてしまった。どこの先進国も対応には苦労していて、アメリカは賃金は下がらないがレイオフで雇用そのものを調整してしまう。結果として失業率アップ。日本は皆で低賃金を受け入れて我慢しているが、その分若者にしわ寄せが行ってしまって非正規雇用が増えてしまった。どちらが良いのかは一概に言えませんね。アメリカは生産性の調整が出来て競争力が向上しているかも知れませんが、失業率が上がって極端に金持ちと貧乏人に格差が拡大。治安も悪化する一方でしょう。日本はいつまで我慢が出来るのか先の見通しがつかない状況。シンドイのはどこも一緒なんですが…。



では、どうすれば良いのか? ここは若い人が年寄りに頼らずに自分達で仕事を創り出すしかないでしょう。つまり起業のススメです。まともな社会的トレーニングなしでどこまで成功するのかあまり簡単に勧められることでもないんですが、派遣や悪環境の下で辛抱していても多分報われないと思うんですよ。ならばダメ元で打って出るしか無いんじゃないでしょうか? 考えてみれば、戦後に旧勢力が軒並みパージされて、出てきた若い経営者がその後の日本経済を背負って立つ企業を作ったわけですよ。上の世代が敷いたレールから外れて、自分達の手で自分達の未来を模索した方が、結果がどうなろうが納得感あるんじゃないかな。自分が中年のオッサンになって思うんですが、考えていることや性格なんて若い頃と何も変わってないですよ。確かに少しばかりの経験が智恵ももたらしてはくれましたが、若いからって能力に変わりはない。半歩踏み出す勇気を持って欲しいな。

「北京咳」の原因と対策は?

北京PM2.5汚染の本当の原因 都市民の環境意識を含めた蓄積の結果



最近の一番の話題かも知れない「北京咳」。皆さんのお住まいの地域では如何ですか? こちら神戸はかなり影響を受けている実感があり、私も喉が痛いです。風邪にしては熱っぽくないし、体調に問題は無いので、やっぱり北京咳かなと。全然他人事じゃありませんね。



原因として挙げられているのは、
三大原因として自動車、暖房、レストランなどの厨房の排気があげられ、北京の大気汚染源の50%以上とされた。特に自動車の排気はPM2.5の4分の1の発生源という。
とされていますが、同時に
中国当局としては年初の首都を中心とした深刻な大気汚染はかなりショックをもって受け止めたと言われている。1月に発表された北京大学とグリーンピースの共同調査では、北京、上海、広州、西安の四大都市で昨年のPM2.5が原因で早死にしたとされる人数が8500人に上ったという。これによる経済損失が68.2億元とも。



 こういった各専門機関からの報告もあって、北京では年内に硫黄成分10ppm以下の「国五ガソリン」の導入を決めた。また排ガス規制も2月から、「ユーロ5」に相当する「北京5」の基準をクリアした自動車しか新規のナンバープレートを取得できないこととした。再び北京五輪当時の「やればできる子」なところを見せようとしている。



 しかし、私の個人的な感覚で意見を言わせていただければ、この種の努力で成し得る改善の程度は限度があるだろう。北京の大気汚染の本当の原因は、私は自動車の排ガスといった単純なものだけではないと思っている。



 排ガス規制もガソリン基準も、北京は周囲の都市に比較すると格段に厳しく、暖気の天然ガス化、クリーン化もずいぶんと進んでいる。



 だが、それが根本的な改善に結びついていないのは、環境汚染は複合的に起きるもので、排ガス規制やクリーンエネルギーといった個々のテーマではなく、都市としてのシステム、そこで暮らす人々の意識、また周辺都市とのつながりも含めたもっと広い地域の問題として取り組んでいないからではないか、と感じている。
とも指摘されており、単独の対策で解決するような簡単な問題ではないんですね。恐らく汚染は北京オリンピック前からかなし進行しており、中国当局の情報操作もあって低く公表されていたのがさすがに隠しておけなくなっただけなのでしょう。誰が見たって状況が深刻なのは明らかですからね。



中国の経済発展はここまで順調に来ましたが、さすがに環境という天井に突き当たったという事です。この先は国民も自身の健康と引き換えに経済発展を求めるわけもなく、規制を強めて成長にブレーキを掛けざるを得ません。日本が1960年代に経験した段階に到達したんですね。本当の先進国になればまだ成長の階段に先はありますから、中国が大人の国になってくれるのを願うばかりです。

江副浩正さんの死去と、日本のベンチャーと

リクルートの創業者である江副浩正さんが亡くなりました。多くのリクルートOBが追悼の言葉をアップしていますね。私は大学四回生の内定者のタイミングで例の事件が発生しましたので、退任された江副さんと直接の接点はありませんでした。しかしそれでも偉大な創業者が創りだしたリクルートという会社は、江副マインドに大きく影響を受けていましたし、それは今でも残っていると思います。なかなか言葉で説明しにくいのですが、究極のポジティブマインドというか、超建設的思考の会社なんですよね。仕事をしていると当然色んな問題や解決すべきテーマが発生するんですが、関わる全員がすごく前向きな対応をするというコンセンサスがあるんです。それを見ていた社外の人が、「サークルのノリ」「お祭り騒ぎ」と表現したんじゃないでしょうか。若い人のエネルギーで満ちていましたし、年輩の人も本当に柔軟な思考の持ち主ばかりで頭の固いオジサンなんて見当たりませんでしたね。毎日遅くまで働いてましたが、楽しい職場でした。



田原総一朗さんが書いてますけど、
リクルート元会長の江副さんが亡くなった。リクルート事件は完全な冤罪事件だった。江副さんは検察の暴挙で人生を狂わせられてしまった。言いたい事がいっぱいあっただろうと思う。
私もマスコミをはじめとする古い既成勢力が強烈な嫉妬で潰してしまった非常に残念な出来事だったと思っています。あれから25年経ってもリクルートは相変わらず高収益企業として存続しており、その事が社会的な貢献度の高いビジネスであった事の証拠だと思います。この国は、本当に良い国なんですが、狭いムラ意識が抜けないところがあって、こういう突飛な存在への許容力に欠ける面があるんですよね。それがホリエモンなんかの事例でも出ていて、ベンチャービジネスがなかなか定着しない一因だと思っています。孫さんくらいの突破力があれば抜き出ることも出来るのかも知れませんが、孫さんも三木谷さんも旧勢力に細かい気遣いしてますもんね。このマスコミの体質が変わらないと、日本は本当の成熟社会にならないんじゃないでしょうか。最近は大分マスコミの化けの皮がはがれて来てますけど、私はリクルート事件当時の報道を見ていて、いかにいい加減でご都合主義か痛感しましたよ。平気で無いことねつ造するのも当時からありましたから、私のマスコミ嫌いは当時の経験があったからかも知れません。ベンチャーが育たないと嘆きながら、反対の手で出る杭を叩きまくるんですもん。そりゃあきませんわ。



ベンチャービジネスというのは、規制の無い新しい分野で、今までになかった商品・サービスを開発するもの。だから一番しがらみのないIT分野が若手にとって魅力的なんですよね。本当にベンチャーを育てる気があるのなら、余計な支援策なんていらないから、規制緩和をすること。チャンスさえ与えれば、やる気のある起業家が勝手に商売にしますよ。補助金に群がる経営者なんて、あれはたかりです。お金儲けが汚いこととかいう感覚を捨てて、まともに頑張った人が正当に評価される風土を作ること。結局それが活性化の一番の近道なんじゃないでしょうか。

中国の大気汚染

【中国大気汚染】NASAの衛星写真がヤバすぎる件【画像あり】北京は企業が営業停止、ぜんそくや気管支炎急増、マスク売り切れ、迫りくる砂漠化

大気汚染粒子予測動画



これ、ある意味福島どころではない汚染状況なわけで、ネットで騒がれてようやく一般メディアも取り上げるようになりました。地図で見る限り、西安とか成都あたりが一番の汚染源なんでしょうか。私が不思議なのは、よくこの状態を北京の首脳部が許しているな、と。彼ら指導層にとって一番の関心事は自身と身内の健康問題なんじゃないでしょうか。富裕層が安全を求めて高価な日本の食材を買い求めているのは有名な話しなんですが、北京がこんなに汚染されてたんじゃ外も歩けない。彼ら自身の為にもさっさと対策打って欲しいものです…。