40歳の意味

説明しよう。40歳になるとは、こういうことだっ!



私は今満46歳なんですが、このBLOGをご覧頂いている方はお幾つくらいなんでしょうね。同年代が多い気がしますが、振り返ると確かに40を迎えた時は感慨深いモノがありました。人生80年時代の折り返しの時を迎え、まだまだあると思っていた自分の残り時間が明らかに半分以下になったのを気付かさられて、焦りにも似た気分を覚えました。当時下の娘がまだ生まれたばかりだったので、まだこれからという思いもあったんですけどね。皆さんそうだと思うんですが、気分は二十歳の頃から何も変わらないんですよ。ただ、体力的な衰えは否応もなくやってきます。もういつまでも若くないんだな、という自覚を得るのが40歳あたりなんでしょうね。上のエントリー中にもありますが、年を取ると年々知人の死に遭遇する機会が多くなります。有名人がなくなるとちょっとハッとしますけど、あれ昔から同じペースで人は亡くなってるんですが、若い頃はその人を知らなかっただけなんですよね。



で、大事なのは、このタイミングの気持の持ちようだと思います。着地点を見ながら高度を落とす生き方をするのか、まだまだ上を目指す気持を持ち続けるのか。これは人によって大きく異なる分かれ道でしょうね。私の友人・知人を見ていても、大企業に属していてこのまま定年を迎えるまでの流れが割と明確な人は、前者の雰囲気です。片や、自分で会社を経営している人やショップオーナーや小さな組織で仕事をしている人は、概ね後者でしょうか。久し振りに同窓会なんかに出てみると、本当に同い年でこれだけ違うかと驚くほどオーラに差があります。私はやっぱり死ぬまで前向きで新しい事にチャレンジしていたいと思うんですよね。人生の一番の敵は退屈である、そう強く思う今日この頃です。