Hulu登場

Huluが日本でサービス開始(有料会員制のみ)



アメリカで人気の動画配信サービス「Hulu」が日本でもサービス提供を開始しました。

ざっとラインナップを見た限りでは、正直タイトル数がショボイ、で月額1,480円は割高感あり。

これならiTunes Storeの方が魅力的ですが、重要なのはこうしてどんどんアメリカのコンテンツ配信サービスが進出してくること。

昔から構想されていたコンテンツのデジタル配信が、今まさに目の前で現実のものになろうとしている訳です。

Appleが激しく提唱するように、DVDやらBlu-rayやらの光学デバイスの時代は終わり、ネット配信の時代がやってきました。

問題は日本のコンテンツホルダーの態度です。

全く非協力的ですよね。

本来日本は世界に冠たるブロードバンド大国なのですから、最も進んだサービス環境が実現出来る有利なポジションにいるはずなのに、全く活かそうとしていません。



ま、幾ら抵抗しても時代の流れには逆らえませんから、流通分野から順に淘汰されていきますね。

最初に危ないのはTSUTAYAなどのレンタル店でしょう。

その次はコンテンツの仲介機能がメインのテレビ局や映画館かな。

映画館は大スクリーンという付加価値があるから、それなりに生き残る気はしますが、テレビ局はヤバイですね。

コンテンツクリエイターがアメリカの配信サービスに直接コンテンツを提供すれば、存在意義がなくなってしまいます。

力のある大手クリエイターやプロダクションほど中抜きしますからね。

これは我々のような中小クリエーター企業にとっても安価にコンテンツを配信出来る良いチャンスなので、やる気のあるところはドンドン挑戦すべきと思います。

いや−、時代が大きく変わっていくのを現場で体験出来るのは楽しいですね〜