おちゃのこネットの決済実態

少しだけ内輪のデータをご覧頂きましょう。

下記は、おちゃのこネットの3月度の決済手段利用実態のデータです。

        [利用件数] [利用金額]

・代引き     :39%  45%

・銀行振込    :22%  26%

・クレジットカード:12%  12%

・郵便振替    :15%  8%

・その他     :7%  7%

・コンビニ払い  :3%  2%

・PayPal     :2%  2%


本当は更に上記のそれぞれの内訳とか具体的な金額も把握していますが、そこは伏せておきます。



まず思ったのは、クレジットカードの利用率の低さですね。

想像では半分程度はカード決済が利用されていると思っていたので、12%という数字は驚きです。

これはショップオーナーさんが決済手段としてお店に導入していないという事ではなく、買い物をする消費者がその決済を選んでいないという事ですから、最近多いカード番号の漏洩事件や個人情報の保護意識の高まりが反映しているのだと思います。

個人的には、繰り返し購入をしている信頼性の高いショップ(Amazonとか)ではカード決済を選びますから、おちゃのこネットのショップさんが一見さん向けの販売機会が比較的高いという事情も影響しているかも知れません。



次は郵便振替の多さ。

これは期間限定のATM振込手数料無料が効いているのでしょうね。



あと、意外とPayPalが多く使われているのが予想外でした。

上記の表では大した利用率ではない様に見えますが、クレジットカード決済に集約されている各決済代行会社を細かく分類すると、PayPalは会社単位では4位の利用率でした。

日本ではまだまだ浸透していないと思っていたのですが、どうもヘビーに使っている層の利用度が非常に高く、結果的に集計データとしては結構な額になっています。



ということで、まだまだ決済関連の実態は机上の理屈に追いついておらず、手を入れる余地が大いにあるということですね。