mixi同級生

最近mixiが同級生の検索機能を実装しました。

ゆびとまがちゃんと運営されていれば、今頃mixiを凌ぐ大手SNSに成長できているチャンスがあったと思うんですが、今は残念な状況になっています。

(あえてどういう状況かのご説明はしませんが)



今はTwitterに興味の対象が移っているのでmixiの旬な時期は過ぎてしまった感がありますが、方向性は正しいと思います。

個人的にはゲームアプリなんか実装するよりこっちが先だったと思いますが。

結局のところ、自分のベースキャンプ的な居場所にTwitterはなり得ないので、mixiなりFacebookなりのSNSがWeb上の重要なポジションを占めていくことには変わりないと思います。

その意味で、旬なサービスや機能を実装してくれるんだ、という信頼感は大事ですよね。

Facebookの外部サービスとの連携は非常にスマートに行われているので、参考にしたいと思います。

ポジショニング

Chrome OSの戦略的意味―MicrosoftはAppleとGoogleの挟み撃ちに



このエントリーの意味は、市場で自社の商品・サービスをどのポジションに置くべきか、というマーケティング的な側面にあると思います。

これだけPC市場を牛耳ってきたMicrosoftが、いつの間にかローエンドもハイエンドもライバル企業に抑えられて、ツライ中間ポジションに甘んじるしか無いように見えます。

恐ろしい…。



ローエンドの商品・サービスを採算に乗せるのは至難の業ですし、ハイエンド製品のブランディングは一朝一夕には達成できない困難な道のりです。

我々のような小規模事業者の取るべき答えは、「自社が勝てる市場を小さく定義して、確率を上げること」だと思いますね。

Google Chrome OSの狙い

GoogleはChrome OSのシンプルさにこだわる。シンプルすぎるかも。



コンピューターの業界が、中央集中化と分散化を繰り返しているのは経験の長い方は良くご存知と思います。

古くはHostとダム端末の時代、それがクライアント/サーバーモデルに取って代わられ、今またWebサーバー/クラウド中心のアーキテクチャーがトレンドになりつつあります。

昔(といっても)1995年に、Oracleのラリー・エリソンが提供した500ドルPC(当時はNCと称しました)は、今現実のものになりました。

そこにGoogleがChrome OSをリリースして、いよいよネットワークコンピューティングの実現です。

商売がヘタだと言われるかもしれないが、私たちは本気でユーザーニーズに焦点を絞っているのであって、他の会社やその他もろもろと比較して戦略を考えているわけではない。



コンピューターを簡単に使いたい、という深刻なニーズがそこにある。今やネットブックは$300~$400で、本当に簡単に買える。5台買って家中に置いたっていい。ただし今それをやっても、操る術がない。そこに載っているソフトウェアをやりくりするためのオーバーヘッドが大きすぎる。



私たちは、ウェブプラットホームの方がずっと簡単なやり方だと確信している。パソコンは個性を出さず、キャッシュ的な存在となるが性能も使い心地もよい。しかも、個人が使う上で簡単でシンプルだ。それが今現在の市場で非常に重要なので、私たちがそこを埋めようとしている。


私は、答えは常に両極の中間にある、と思っているので、この考え方には同意出来ません。

相変わらず私は強力なPC端末を使いたいですし、携帯の世界でもクライアント端末側の上質な処理がより良いユーザエクスペリエンスを実現出来るのはiPhoneを見れば明らかです。

完全な中央集中型でも、分散型でもない、良いところ取りのバランスを探すのではないでしょうか。

その距離感は、個人の使い方や環境で異なるはずですからね。

振り子は常に両端の間をゆっくり揺れ動くのだと思います。

ECを成功させるカギとは?

私の新人時代の上司に呼ばれまして、某社さんの勉強会にお邪魔してきました。

幾つか感じたことを列記してみます。



・皆さんマーケティング面の売り方ばかり気にしすぎ。本当に大事なのはマーチャンダイジング。つまり商材開発。

・「このお店で買う理由はあるか?」に対する答えを用意する事。スタッフが自信を持てない様では売上も上がらない。

・商売のことを本当に深く理解しているのは社長さん。「IT詳しくないから」は関係ないので、”商売力”を発揮して議論をリードすべき。

・送料はECの最大のネック。コストを反映させることばかり考えず、お客様に意識させない様にキレイに隠すべき。

・若いスタッフさんは実は問題点に気付いている。解決策の発見は、リーダーの引き出し方に掛かっている。

・メーカーでなくてもオリジナル商品は作れるし、作るべき。



というところでしょうか。

ウチのショップさんご紹介ページ、すごくヒントに満ちていると思いますよ。

Twitterはもうピークなのか?

おいおい、もうtwitter失速かよ



う〜ん、本当にTwitterのトラフィックの伸びが止まっているのか?

それは本当だとしても、単にインフラが追いついていないだけなのでは?



実感としては、少なくとも日本ではまだまだアーリーアダプターからアーリーマジョリティへの入り口辺りだと思うので、これがピークだとはとても信じられません。

まだまだ要ウォッチでしょう。

Facebook日本上陸

Facebookが日本法人設立へ 実名SNSでmixi追撃



何かとTwitterの話題に独占されがちなWeb業界ですが、Facebookの動向にも要注目です。

何と言っても世界一のSNSで、ネット全体のトラフィックNo.1サービスですからね。

Twitterのタイムラインはどんどん流れて言ってしまいますから、何らかのベースキャンプは必要になると思います。

今のところはそれが日本ではmixiで、海外ではFacebookという状況。

mixiをこれから引っ繰り返すのは如何にFacebookと言えども簡単ではないと思いますが、数年後にどうなっているかは誰にも分かりません。

Facebookならではのキラーアプリケーションが登場すれば…。

Twitterの魅力

Twitter、最初は鬱陶しいサービスだと思ってたんです。

こんな手の掛かる事で時間を専有されてるのはどれだけ暇人なんだと。

ところが…。



じっくり使い込んで、それなりに影響力のある人をフォローして、身近な友人・知り合いの動向をウォッチしていると、これがメディアとしての大きな潜在力を秘めていることを実感してきます。

最近はニュースやトピック、大きな事件、ネット/リアル問わずにうねりのようなトレンドなど、様々な情報がTwitterを通じて流れ込んできます。

まあ、それも当然で、ニュースソース・はてぶ・業界のインフルエンサー(影響力のある情報発信者)から直接情報を入手しているのですから、いわばニュースの一次ソースに直接アクセスしている感があります。



いやー、これはホンモノですね。

人こそが最大のコンテンツ、という言葉を思い出します。