Twitterはホンモノか?

Twitterはスケールしない―MS Exchangeのように分散化してサーバを売るべきだ



にも書いたように、Twitterは未だキャズムを超えたとは言えず、マネタイズのストーリーも見えていません。

それでもこのチャットともSNSとも言えるショートメッセージングサービスの行方が全世界のIT関係者の注目の的です。

今や全く名前を聞かなくなったSecond Lifeに続く壮大な釣りか、それとも未来を先取りした偉大なサービスの誕生と成長に立ち会っているのか、どちらが正しいのでしょうか。

最近意識して使い込んでいるのですが、感じるのはmixiとかのSNSのスタートアップ時と同じ雰囲気です。

つまり、「サービス」が面白いのではなく、今このタイミングで使っている「人」(つまりアーリーアダプター)が面白いんじゃないでしょうか。

これがmixi他と同様に世間に広く普及すると、そこは壮大な石の空間と化してしまい、玉に出会う僥倖に感謝するシーンは殆ど皆無になります。



結局世の中で面白いコンテンツとは、人そのもの、であって、面白い人に出会える確率の高いメディアが重宝されるということなんじゃないでしょうか。

昔はそれがリアルに対面するしかなかったから、東京やら京都の文壇バーとか、普通の人が立ち入れない敷居の高い空間がもてはやされ、今はその時代時代に盛り上がる先端のメディアがその役割を果たしていると。

その意味ではTwitterの鮮度は普及度に反比例するような気がしますね。



SNSが登場して約5年、さてTwitterの寿命は何年でしょうか?