行動ターゲティング広告

今月号の月刊アスキーに面白い記事がありました。

行動ターゲティング広告についての記事です。



・究極のネット広告

・検索広告とは比べものにならないほど強力だ




と刺激的な言葉が並んでいます。

仕組みについては、Yahoo!のプレスリリースをご覧頂くのが良いでしょう。



つまり、



・Yahoo!内でのサイト閲覧行為及び検索行為をデータとして集計して、ユーザーを800のカテゴリーに集約

・広告ネットワークに参加しているYahoo!外コンテンツの閲覧時に、上記のカテゴリーにマッチした広告を、”閲覧中のコンテンツとは無関係に”表示する



という仕組みです。

従来のサーチワード広告やコンテンツマッチ広告だと、閲覧中の検索結果やコンテンツにリアルタイムに反応したユーザーにしか効果がありません。

つまり、その場では広告に反応しなかったユーザーが一旦他のサイトに移動してしまうと、もう一度同じワードで検索を掛けるか似たサイトを訪問するのを待つしか手段が無かったのです。



ターゲティング広告なら、数日前・数週間前に興味を持った行動に対して、突然無関係なコンテンツサイト上に広告を表示して興味を喚起することが出来るのです。



・インターネットユーザーが検索に費やしている時間は5%程度





と聞けば、その他の95%の時間帯を広告配信に活用できる事の意味が理解できるはずです。



あなたが入力する1,000のキーワードよりも、私はあなたをよく知っている




今まで見たこともない、恐ろしく強力な広告の誕生を目にしているのかも知れませんね。