テレビCMが本当に崩壊している

テレビCM崩壊」という著作がマスメディア界で非常に注目されているのは以前に紹介しましたが、その著作の主張を裏付けるエントリーが現れています。



マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる



↑によれば、新聞広告は前年比1割以上の率で減少しているとか。

で、事は既存のマスメディア対検索キーワード広告という見えにくい水面下の争いだけではなく、もっとはっきり目に見える形で進展している様です。



TVCM枠販売の新興企業Spot Runner、4000万ドルの追加融資を獲得



↑こちらによれば、多チャンネル化の進んだアメリカでは、既にCATVのスポット広告が場合によっては30秒をたった18ドルで購入できるとか!

2,000円でCMが出せるんですよ!!



限られた電波を免許で保護し、更に大手広告代理店というフィルターを通してしか流通しなかったCM枠が一気にネットの世界に流れ込んでいるのです。

マス・マーケティングが崩壊している、というのは決して誇張でも何でも無いですね。



逆に言うと、皆に手の届く距離に落ちてきた分、活用の仕方には知恵が要求される訳です。

規模の大小ではなく、アイデアと行動力で勝負できる世の中にどんどんなってきているのは、持たざる者にとってこの上無いチャンスです。

何てやり甲斐のある時代なんでしょうか!(^^)