ノルマは嫌い

私は元々営業マン出身です。

どこからシステムの仕事をするようになったのか、その潮目は微妙ですが、今でも営業マンという仕事には誇りと尊敬を抱いています。

その最大のポイントは、クリエイティビティ。

何も制作物を作るだけがクリエイティブな仕事なのではありません。

どういう戦略で、どういうターゲットを攻め、どういう成果を導き出すか。

その思考過程とプロセスは創造性無くしては決して実現できないのです。



私は昔から数字でノルマを設定されるのが大嫌いです。

人にあれこれ指図をされるのも大嫌いです。

ただ、その前提として、健全な危機感が必要だと思っています。

私は、のんべんだらりと同じ事の繰り返しをする事が耐えられません。

何か新しい事、昨日と違う事をするのが好きなのです。

だから常に、今何が必要か、何を成すべきか、自問自答を繰り返しています。

この感覚が無くて、数字のプレッシャーも無ければ、そりゃグダグダの毎日になってしまうでしょう。



私は正しい事をしていれば、数字はそのご褒美として後から付いてくると思っています。

追い掛けて実現した数字には嘘くささも感じます。

身の丈以上に作られた虚像はいつかはげ落ちるもの。

大きな成果を手にしたければ、自分の器自体を広げるしか方法は無いと思うのです。

背伸びせず、妥協せず、毎日をちゃんと過ごす。

そう言う事を大切にしたいと思っています。

(分かるよね?)