M&Aの是非

関西ローカルネタかも知れませんが、今阪急と阪神グループの統合がちょっとした話題です。

阪神という会社は、地域の存在感はそれほど高くないベタな庶民派イメージの会社なのですが、タイガースだけは歴とした全国ブランド。

ある意味最強のコンテンツホルダーです。



方や阪急グループ。

小林一三翁が築いた一大電鉄グループにして、関西の高級イメージを一手に担うハイソな存在です。



この両者が折り合うわけは無いと思うのですがね…。



昨今、**ファンドのせいで、やたらとM&Aブームです。

私は、「ビジョナリーカンパニー」が説くように、会社の風土・カルチャーこそが最大の強みであり差別化要素だと思っていますので、どうして安易にM&Aで売り上げ拡大を狙うのか不思議でしょうがありません。

事業の寄せ集めで売り上げが増えるのは、成長ではなくただの膨張です。

私は、地道ですが着実に自分たちの事業自身を成長させたいと思っています。

だからこそ、人材育成も自前に拘りたいのです。



お金で買えないものにこそ、価値があるのですよ。(^^)