アマゾンの驚異

今日付の日経MJ紙にアマゾンの記事が出ていました。

ご承知の通り書籍流通の世界ではトーハン・日販といった大手取り次ぎを使うのが当然だったのですが、何と自社で巨大物流倉庫を整備して版元との直取引に切り替えていくそうです。

確かに返本率の高い取り次ぎよりも、買い取りで強大な販売力を持つアマゾンなら、取り次ぎを敵に回す価値がありそうですね。



しかし、これもアメリカのアマゾン本社の成功があってこそ可能な戦略。

そして、アメリカのアマゾンが成功したのは数年にわたって赤字を垂れ流した壮大なビジネスモデルに賭けた証券市場があってこそ。

そう考えると、国力の差を見せつけられている気がします。



村上ファンドのアクションは日本の証券市場を変えていくのでしょうか…。(^^)