ユーザーインタビューの重要性

いまCARZYの初期ターゲットユーザーさんに順にサービスのご説明に歩いています。その際のリアクションは様々なんですが、ときおり手厳しいご意見を頂きます。これをどう受け止めるか。ノイズの場合もありますが、多くはその意見が出てくる理由があるはず。そこを真摯に受け止めることがビジネスモデルを磨くことになるのだと思います。一旦サービスをリリースしてしまうと後から基本コンセプトや料金体系を大きく変更することは難しいので、サービスローンチ前にこうやって生の声をお聞きする事はとても大事。否定されているととらずに、建設的に考えていきたいと思います。

Disruptionということ

Amazonは、街の多くの本屋を潰してしまいました。それは悲しいことなのですが、やっぱり消費者としてはあの利便性の前に降伏するしかない。マーケットでは常に顧客が正しく、プレイヤーはそのルールに従うのみ。抵抗するなら、自分が存在する価値を証明してみせないといけない。できない者はただ黙って退場するだけ。

強者の論理かもしれない。自分が強者でいられる保証も自覚もない。でもそうありたいと努力しなければ残れないのが現実。

新しいサービスを設計する時は、やっぱり現実世界の歪みや不合理を正すことを考える。私たちが提供しようと試みるサービスは、そこでメシを食べている既得権益の人たちを敵に回すかもしれない。実際、激しい抵抗に遭っている事例も耳にする。それでもやっぱり前に進まずにはいられない。それが世の中を良くする道だと信じるから。