ユーザーインタビューの重要性

いまCARZYの立ち上げ準備中なので、初期のターゲットユーザーさんにプレゼンとインタビューに歩いています。まだ始まったばかりですが、ここで得られる気付きはとても貴重です。早速ビジネスモデルの修正点が幾つもあります。これをせずにサービスをリリースしていたら大変なことになっていたはず。新規ビジネスの立ち上げに必須のプロセスと言えますね。

おちゃのこネットを立ち上げた2004年あたりには、まだこういう手法が共有されていませんでしたが、今はベンチャー向けの教科書に全部書いてあります。知識が蓄積され、伝承され、成功確率の高い方法がシェアされていく。いいことです。

ベンチャーのリスクが低減して期待値が高まれば、それだけ優秀な人を引きつける吸引力になります。それは社会の活性化にとてもプラスになること。親が子供に起業を勧める。そんな社会の実現を目指します。

テレビ会議しましょう

最近、若い経営者さんや担当者さんとやり取りしていると、「じゃあテレビ会議しましょう! 来週の××曜の△△時に」なんてことが多いです。これ、いいですね! 私の世代だとどうしても「じゃあ一度お伺いして」なんてことになりがちなんですけど、イマドキはパソコンでオンラインミーティングできるツールがありますからわざわざ出向く理由がないんですよね。最近も東京と博多の方と会議しまして、決まった時間に顔を見てご挨拶して、一時間ほどお話しして、じゃあまた、で終わるの本当に新鮮です。これから東京だ神戸だってロケーションを気にする必要もないわけで、本気で地方で仕事できるじゃんと思ってしまいます。いやあ、良い時代ですね。問題はオッサンの古い発想です。頭を切り替えないと、ね。

「芝麻信用」の脅威



「信用」が中国人を変えるースマホ時代の中国版信用情報システムの「凄み」

一年前の記事ですが、読んでいて寒気がしてきます。中国という共産党一党独裁国家だからできる、できてしまう、情報管理国家の恐ろしさ。
点数が低いとホテルに泊まれず

中国で航空券や列車のチケットの購入に統一の身分証での番号登録が必要なので、芳しくない前歴があると航空機や高速鉄道などの利用が禁止され、移動には在来線やバスを利用しなければならない

新卒学生に対しても『芝麻信用』の評価点数を参考にする
点数が低いと新幹線(高速鉄道)に乗れないんですよ! これはさすがに他の先進国では受け入れられない仕組みだと思いますが、思いたいですが、実はAli payは既に日本で着々と浸透しつつあります。

試しにAli payのアプリを入れてみました。アカウント自体はすぐに作れますが、今のところ中国国内の銀行アカウントがないと紐付けてチャージができないみたいですね。AliExpressにも登録してみましたが、紐付けの方法が分からず断念。後でもう少しやってみます。

既に日本国内でAli payが使える場所は相当広がっています。コンビニ各社、百貨店、家電量販店、ドラッグストア、ユニクロなど。今のところは中国人観光客向けですが、インフラが行き渡ればこれを日本人向けに解放するのはすぐできます。知らないうちに世界がAli payの信用ネットワークに絡め取られていた、なんてことになれば悲劇です。

しかし、それを止められるのか? 自分の信用情報を中国企業に握られる。ローンの審査もAli payの信用次第。そんな未来は嫌だな…。

エゴサーチ

たまに自分の名前や会社名で検索してみるんですが、どこのサービスがSEO的に強いのか分かって面白いですね。今の順位は下記の通り。

1.Wantedly
2.Facebook
3.Facebook
4.Quora
5.Find Job!
6.Lancers
7.神戸三宮便り
8.神戸三宮便り
9.Twitter

Wantedlyが強いですね。使い出してからそれほど経たないんですが、圧倒的に一位をキープしています。Find Job!なんてもう10年近く求人広告なんて掲載してないんですが、それでもこの位置。求人媒体の評価が高いのが分かります。意外なのがQuora。比較的最近日本語版がリリースされたQ&Aサイトなのですが、知名度は高くないと思われるのに評価は高いですね。そしてTwitterの低さ。もっと上位に来てもおかしくないのですが、大体1ページ目ギリギリが定位置です。

おちゃのこネットへの問い合わせにもSEOネタはよくあるのですが、こうやって見ているとテクニックで上位表示を狙っても労力に見合わないということです。それよりもコンテンツの更新を地道にやること。力を入れているコンテンツが上位表示されなければそれはGoogleの能力不足、くらいの気持ちで鷹揚に構える気持ちが吉です。上げ底してても必ずいつか素の実力が暴かれますから、最初から気にしないのが幸せへの近道だと思います。価値のある情報発信を心がけましょう!