Disruptionということ

Amazonは、街の多くの本屋を潰してしまいました。それは悲しいことなのですが、やっぱり消費者としてはあの利便性の前に降伏するしかない。マーケットでは常に顧客が正しく、プレイヤーはそのルールに従うのみ。抵抗するなら、自分が存在する価値を証明してみせないといけない。できない者はただ黙って退場するだけ。

強者の論理かもしれない。自分が強者でいられる保証も自覚もない。でもそうありたいと努力しなければ残れないのが現実。

新しいサービスを設計する時は、やっぱり現実世界の歪みや不合理を正すことを考える。私たちが提供しようと試みるサービスは、そこでメシを食べている既得権益の人たちを敵に回すかもしれない。実際、激しい抵抗に遭っている事例も耳にする。それでもやっぱり前に進まずにはいられない。それが世の中を良くする道だと信じるから。