渡辺竜王、防衛

梅田望夫さんの影響なのか、最近将棋がメディアに取り上げられる頻度が上がっている気がします。

昨夜は第20期竜王戦の第6局が行われ、現竜王の渡辺竜王が挑戦者の佐藤康光二冠を下して防衛しました。

これで二十歳で初タイトルを取ってから、四連覇。

まだ二十三歳で将来をますます嘱望される若きスターに注目は集まるばかりです。



この渡辺竜王は自分でBLOGを立ち上げていることでも有名で、えっと思うほど率直な感想や日々の雑感をアップしていて非常に面白いです。

昔から勝負師という恐ろしげなイメージを背負っていた将棋界も、こういう若い感覚の棋士が増えることで現代の気風を取り込んでクリーンになっているのですね。

羽生さんの功績も大きく、今後もこの二人が将棋界を代表する存在としてリードしていくのでしょう。



最近コンピュータが人間に迫っているというのが一つの大きな興味の対象で、名人がコンピュータに負けたら将棋界全体の名折れ、みたいに言っている人が居ますが、それは違うと思います。

短距離ランナーがクルマより走るのが遅いから価値がない、というのと同じで、人間同士の戦いの魅力は変わることがありません。

”頭脳系スポーツ”として今後も楽しませていただきます。(^^)