投稿者 岡野 幹生 日時
こちらで告知されていたPHPの勉強会をスタッフ皆と覗いてきました。
初心者向けの勉強会だったので内容はともかく、こういうイベントを率先してやろうというやる気が良いですね。
某氏のお陰で何かと騒がしいPHP界隈ですが、(笑)
↓こちらにある通り何だかんだ言って広く使われている有用な言語なのですから、多言語の良いところは吸収する柔軟さを持ちながら良い方向に発展して行って欲しいと思います。
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スクリプト言語の美学
何かウチでお手伝い出来ることがあれば、関西の開発者コミュニティに寄与させて頂きたいと思っています。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
投稿者 岡野 幹生 日時
日経新聞の”大機小機”に「中前忠」という名前が出ていました。
昨年の春段階からサブプライム問題に警鐘を鳴らし続けていた識者だとか。
不勉強で知りませんでしたので、ちょっと検索。
幾つか記事が出てきましたが、
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「対中ではなく、対米投資を」
中前氏は言う:
1.米国の問題は、国内供給力が小さすぎることである。12兆円の名目GDPに対して、製造業GDPは1.5兆ドル程度しかなく、経常赤字は7000億ドル近い。
2.赤字を減らすには輸入を減らすより方法はないが、これを消費の削減でやると、極端な不況になる。供給力を拡大させるしかない。
3.世界がアジアを中心に供給力過剰にあえいでいるなかで、米国は供給力拡大投資に向かうことになるが、そのためには、現状の設備を陳腐化させる新技術と規制が必要となる。
4.省エネ投資を加速させる原油価格の高騰は格好の材料だ。この市場(エネルギー)でも米国が一番儲けることができるのだ。
ここは中前氏本人のBLOGではありませんが、中前氏の発言を幾つか紹介していますね。
中前氏曰く:
1.ゼロ金利政策による家計から企業への所得移転は消費の低迷をもたらした。
2.92年には12兆円の利子受け取りがあった家計部門は96年から支払い超過となった。03年は9兆円の利子支払い超過。
3.金利が低下したことによりこの11年間で家計部門が失った利子所得は218兆円に上る。
4.これに対して企業部門は140兆円、政府部門は125兆円の恩恵を受けた。
5.90年以降のバブル崩壊で金融機関と企業は大きな痛手を負ったが、家計の預貯金はほとんど無傷だった。だから経済が立ち直るまでゼロ金利政策による家計から企業への所得移転が進められたがもうやめるべき時期に來ている。
6.金利が3%になれば家計の1000兆円の純金融資産は30兆円の利子所得を生み出す。個人消費の10%に相当する。消費主導による経済成長が実現する。
また、↓こちらのエントリーはなるほどと思いました。
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「長生きリスクに対応できる仕組みが必要だ」
今回のサブプライム問題もゴールドマン・サックスは事前に察知して被害を最小限に抑えていますし、予測できる範疇の出来事だったのでしょうね。
ホンモノの識者の警鐘には耳を傾けるべきかも。
投稿者 岡野 幹生 日時
今月の「私の履歴書」はグリーンスパン元FRB議長。
世界の金融システムの中枢にいた人の生の言葉は重いですね。
すごく意外だったのが、ブラックマンデーにまつわる感想。
何が八十七年の株価暴落を引き起こしたのか。様々な仮説があるが、どれも説得力に乏しい。市場には時に熱狂しては、おのずから破裂するというリズムがある。そんな市場が持つリズムの表れであり、外部の要因はかかわっていなかったというのが、最も意味のある見方だと思う。
バブルは起きるものだ。そんな確信を最近強めている。それを予測したり、正常な状況で取り除いたりするのは不可能なのだ。
う〜ん…。
これは株式市場・資本市場そのものが内包する歪みとか、矛盾とかを是正できないということで、非常に重要な問題提起だと思います。
最近の投機マネーが与える実体経済への悪影響を考えるに、市場は万能ではない、という事実を認識すべきですよね。
スタンフォード大学の青木名誉教授の持論の様に、適切な規制で市場の歪みを正していく試みが必要とされているのだと思います。
難しいことだとは思いますが…。
NHKや日経新聞のインサイダー事件を見ても分かるとおり、完全な情報公開の状態を作り出すことは至難で、どうしても一般投資家は不利な立場から脱却できないわけです。
非常に少数の身内の間で美人コンテストをしているような株式市場に、これ以上世界経済が振り回されるのは良くないでしょう。
上場している企業の経営者って、地に足が付いていない状態の人多いんじゃないでしょうか。
ウチはIPOしない、と決めましたが、正しい決断なんじゃないかなと思っています。
人の噂を気にするより、自分達がどんな製品/サービスを世に出したいと思っているのか。
そういう本質的な部分の競争をしていきたいですね。
投稿者 岡野 幹生 日時
触れないでおこうと思っていたのですが、やはりこの日については書かずにおれません。
あっという間に、日常が日常でなくなったあの日。
揺るぎないと信じていたモノが、瞬時に崩れる恐ろしさ。
幸運と不運の見えない分かれ目。
やるべき事を明日に延ばさず、やりたいことをやることに憚ることなく、その日を自分に忠実に生きていこうと思わせてくれたあの日。
緊張感の無い平和な毎日の有り難みを再認識して、緊張感を忘れないようにしたいと思っています。
そして、黙祷。
投稿者 岡野 幹生 日時
今年のMacworldは、「MacBook Air」の発表が目玉でした。
去年のiPhoneほどのインパクトのある製品は発表されませんでしたが、でもやはりAppleの製品には相変わらず魂が入っている、という気がします。
敬愛する中島さんのBLOGをご参照。
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ソウル(魂)のあるもの作り
ウチは、スタッフの誕生日に何か欲しいモノをリクエストしてもらってプレゼントすることにしているのですが、最近の皆の反応は「う〜ん、何にしようかなあ…」というカンジで、本当に欲しいモノが無い。
モノが溢れてしまって、基本的な物欲は満たされているんですよね。
こんな時代だからこそ、中途半端な製品なら要らない。
魂を揺さぶるホンモノだけに惹かれる。
そう、もう万人ウケは不要な時代なのです。
マーケットを捨てる勇気を持たねば、ね。
投稿者 岡野 幹生 日時
自動車業界に楽しい話題が少なくなってきましたね。
開催中のデトロイトモーターショーですが、話題は環境一色だそうです。
正直ハイブリッドとか
燃費規制とか、楽しくも何とも無いんですよね…。
日本ではクルマの売れ行きも下がる一方だし、そろそろ20世紀を牽引してきた自動車産業自体が衰退期を迎えているのかも知れません。
さりとて、とって代わるほどのパワーのある産業も見当たらず。
本気で宇宙開発なりのロマンを求めたくなります。
普通新世紀の初頭ってもっと活力に満ちているものだと思うんですが、21世紀に明るい話題はあるんでしょうか。
杞憂であることを望みます。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
皆さん、ちゃんとえべっさんにはお参りしましたか?
こういう事、面倒がらずにちゃんとやる人が商売成功するんじゃないかと思います。
大事なことです。
今日は雨だったので、西宮のえべっさんも人出は少なめ。
ちなみに、縁起物って値切っても良いって知ってましたか?
私も最初えっと思いましたが、「何言ってんの、商売の神さんなんやから交渉して当たり前!」と言われて納得してしまいました。(笑)
皆さんのご商売が繁盛しますように!!
投稿者 岡野 幹生 日時
これ、私は良いことだと思いますね。
ウチも、株式会社コンタクトと合資会社ビジネスオンラインの共同運営から事業受け皿会社を作るとき、社名はサービス名と同じにしましたからね。
やはり社名と主要なブランドは同一に越したことはありません。
何より、これからは海外で稼ぐ時代。
トヨタ・
ホンダといった自動車メーカーに比べ、海外販売比率の少ない
松下(PDF)はグローバルに浸透させる強力なブランド戦略を必要としているはず。
OBの漫画家某氏が反対とか言ってますが、センスないですね。(笑)
上記のリンクを参照いただければ分かるとおり、各社の売り上げに占める国内事業の割合は、
・トヨタ:26.7%
・ホンダ:18%
・松下:74.5%
※自動車メーカーの数字は4輪事業の台数ベース、松下は売上高ベース
となります。
いかに松下が海外で稼げていないか分かりますね。
一旦上場すれば、もう企業は社会の公器。
創業家とか言ってる場合じゃないですから、今回の決断は正しいと思います。
これで関西が元気になる話題が一つ増えたかな。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
Mac touchなんてのが発表されるという
噂ですね。
前にも書きましたが、カーナビではタッチスクリーンを使用したUIが当たり前。
タブレットPCなんてのもありましたが、もう一つ使いやすくは無かったので、iPhone/iPod touch流のUIでスマートに実装してくれれば充分アリだと思います。
来週、サプライズあるかな?(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
新年あけましておめでとうございます。
皆さん、お正月休みはゆっくりされましたか?
私は自分と妻の実家を両方回って、お雑煮・お屠蘇を頂いて、と典型的な日本の正月でした。
今年の日本経済の先行き観測も決して明るいものではありません。
世界中が、どこも未体験のグローバル化の大波に適応しようと必死です。
調子が良いように見えるアメリカも例外ではありません。
ましてや、少子高齢化の進む日本の摩擦は大きいものでしょう。
振り返ってみると、プラザ合意に端を発する円高の流れが今日までの経済の底流を形作っています。
そりゃ当時1ドル240円が、最高時は80円まで行ったんですから、大変な事ですよ。
その後、内需拡大の必要性に迫られ、大規模な金融緩和が土地バブルを引き起こし、その後遺症処理に失われた10年といわれる時間を費やして今日に至ります。
人とモノとお金と情報が、最適な場所を求めて瞬時に移動するグローバル経済。
人類史上初めての経験に対する解なんて誰も持っていませんから、手探りで着点を探していくしかありません。
それも、アメリカ式でもヨーロッパ式でもない日本独自のパターンを模索して。
今年は、そろそろその着地点が見えてくる年かな、と思っています。
年金問題に象徴される社会制度を再設計して、次の100年を見越した大計を構想したいですね。
皆さんにとって、良い年になりますことを。