CGMは広告が取りにくい?

アクセスは増えたが……“口コミメディア”の悩み(IT Media)



CGMとは、Consumer Generated Media、つまりSNSやBLOGやクチコミといった消費者が積極的に参加して集積されたコンテンツを差します。

価格.comのクチコミ情報なんかがその最たるモノですね。

このサイトは価格比較サイトとしての機能も勿論魅力ではあるのですが、ユーザーの大部分はそこで交わされる商品への遠慮会釈のない生情報に引き寄せられています。



こういったクチコミサイトの特徴は、先行者優位の法則です。

一旦情報の集積が始まると、ボリュームが価値を持つようになり、容易には他のサイトが代替出来なくなります。

楽天トラベル(旧:旅の窓口)のクチコミやAmazonのカスタマーレビューも恐らくその座を長期に渡ってキープし続けるでしょう。



ところが、その滞留性の高い他社垂涎の的が、広告媒体として必ずしも成果を上げていない、今後も上げにくいかも、というのが冒頭の記事の面白いところです。

客観性を担保しないと価値が無くなるクチコミ情報は、根本的に広告と相性が悪いかも知れませんね。

とすると、各社ビジネスモデルの構築には相当苦労する可能性があります。



う〜ん、まだまだネットの世界の最終形は見えてきません。

金の鉱脈を発見するのはあなたかも知れませんよ?(^^)