クチコミパワー

今週号の日経ビジネスの特集が、「進化するクチコミ」でした。

記事中で、世界最大の広告代理店JWT社のマイケル・メイデル社長はこう語っています。

我々が向き合っているのは、成熟した消費社会の、商品情報に精通した人たちだ。彼らにとっては、企業が自社製品を売るために流す情報より、他の消費者が何を買おうとしているのかという情報の方が大きな意味を持つ。


そう、もう消費者は騙せないのです。

広告臭のする情報を敏感にかぎ分け、本音の情報を探す嗅覚が身に付いてしまうと、従来の単純な広告手法は意味を持たなくなってしまうかも知れません。

同じ理由で、アフィリエイトも広告のラインを超えた瞬間に裏を見透かされてしまうでしょう。

非常に微妙な販促手段なのかも知れませんね。



良い情報よりも、悪い情報の方が足が速いと言います。

それでも、私は本音・正直・透明さ、ということを大事にしたいと思っています。

今日までも、これからも。