迷ったら、原則に立ち戻る

起業をめぐるバイアス



良いエントリーなんですが、とっても長いのでお時間のある時にでも。なるほどと思ったのは、
目の前に現れてきた課題や機会を、重要性の高さ(I〜i)、緊急性の高さ(E〜e)、機会(+)なのかリスク(−)なのかで分類したとする。2×2×2=8つの象限のうち、どこに力を注ぐべきだろうか?立場や状況によって異なるだろう。では、企業経営者ならどうだろうか?おそらく、重要性が高く(I)緊急性の高い(E)リスク(−)、という回答が多いのではないだろうか。ところが、それとは異なる論がある。重要性が高いもの(I)に注力するという点は同様であるが、他は逆で、経営者は緊急性の低い(e)機会(+)に力を注ぐべき、という論がある。I E - ではなく I e + に注力すべきというわけである。
の部分。創業期のどさくさを何とか乗り切って、一応の格好が付いてきた時、次の手をどう打とうか考える時が必ず来ると思います。ここで、中・長期的な視点でやるべき事を正しくチョイス出来るかが大事なのだと思います。私も経験ありますけど、どうしても目先のお金になる仕事が欲しくて、そっちを優先しちゃうんですよね。で、気付くと時間ばかり経っていて、「あれ、俺何がしたいんだったっけ?」ってなるの、ホントに多いと思います。



久し振りに次のプランを色々考えていて、そうだ、こういう時はやっぱり原理・原則に立ち帰ろう、と思ったんです。「我々は、誰のために、何を提供する会社なのか」 ここで、やってる当事者であるスタッフ自身が、未来を想像して楽しく思えるプランを考えるべきですよね。確かにこのプランが実現したら楽しいだろうな、ワクワクするだろうな、と思えるプランを。本人が楽しくないビジネスでお客さんが笑顔になるなんて考えられないですもんね。今の時代、日本を含めた先進国は生きていくための最低限の財やサービスはとっくに満たされているから、必要なのは付加価値です。遊びの気持ちって、大事なんだと思いますね。