好景気を実感できない?

昨夜、元R(リクルートの意味です)の先輩と食事をしていて、「今って実は好景気ですよね。でもそれが実感できないのはどうしてでしょうか?」という話になりました。政府の景気対策政策の最大の数値目標は、失業率。それが2.4%で25年振りの低水準なのですから、景気が悪くないのは数字で裏付けされているわけです。国内上場企業の利益も過去最高なんです。どうみても、景気はいい。でも個人レベルでそれが実感できないのはなぜなのでしょうか? 私には二つの理由があるように思えます。

1.賃金が上がらない
 一番典型的なのは、新卒の初任給。私が大学を卒業した1989年(平成元年)の初任給が20万円でしたから、あれから30年経つのに全く上がっていませんよね。国内がずっとデフレで来たので仕方ないとはいえ、この人手不足の時代にまだ賃金水準が目に見えて上がらないのはなぜなのか。新卒の給与を引き上げると、既存の社員のベースアップもしないわけにはいかず、全体の労務費が上がるのを企業は恐れていますよね。結果的に若者が割を食って損しているように見えます。生産性の低い中高年労働力の非効率さを、若年労働力を安く使う事で補っている構図がずっと変わらないというところでしょうね。
 しかしながら、現場では人手不足の影響が確実に出始めていて、身近なところではアルバイトの時給が確実に上がりだしています。既にコンビニや飲食店は外国人留学生の手を借りなければ回らないところも多いと思われます。これが正社員の給与に波及するのも時間の問題でしょう。政府は入管法の改正で外国人労働力の確保を進める方針ですが、中期的に日本の人件費は上がることが経済全体にとって望ましいと思います。デフレ脱却は、人件費が上がらないと実現しないのです。

2.将来ビジョンのなさ
 経済って、実は人の心理に大きく影響されます。バブルがバブルたり得るのは、みんなが祭に乗っかるから。その意味では、今はまだ全員が浮かれて踊り出すほど楽観的な空気にはありません。それはやはり自分の老後や、将来の生活に不安があるからです。この国の年金制度は破綻するのか、自分たちは将来収入が増えていく見通しがあるのか、子供たちは安心して暮らしていけるのか、結婚に踏み切っていいものなのか。そんな具体的な意志決定シーンで、先行きがよくなるというイメージを抱きにくい状況が続いているのです。これはやはり政治の問題ですかね。
 戦後70年が経過して、制度疲労を起こしてしまった各種の社会システムをバージョンアップしないといけないのに、それがいつまで経ってもできない。本来は憲法改正して、道州制を導入し、行政に競争原理を導入して、効率化と活力を生み出す仕組みを取り入れておかねばならない。それが意志決定と手続きに時間がかかる民主主義の悪い面が出て、なかなか先に進めないのが日本の現状です。そこを非常に上手くやっているのが中国です。共産党一党独裁という非民主主義システムの下にありながら、資本市場システムと競争原理を活用して経済にダイナミズムを取り入れている。彼我の活況の差は、経済の活力を生み出す政治の仕組みの差なんです。日本は結局外圧に頼らないと自己改革ができない硬直的な社会なのでしょうか…。

だから今、やる気のある若い人はどんどん海外に出ています。中国や東南アジア、もしくはアメリカ。国内にいても外資系企業に就職し、日本ローカル固有の事情に縛られないグローバルな環境で勝負しています。私はそれでいいと思います。そうやって日本の企業がどんどん遅れていき、もうこれ以上はどうしようもないと気付くまで改革は起こらない。私はそこで経営層の総入れ替えをすべきと思います。だって、日産はゴーン社長で生き返ったでしょう? シャープは鴻海の傘下に入って正解だったんです。つまり、現場は何も変わっていないのに、経営層が変わるだけで企業は生まれ変わるんですよ。中堅以上の企業は、トップを合理的なインド人とかに変えるだけで劇的に業績が向上するんじゃないでしょうか。

ドメスティックな発想を捨てて、規模の大小に関わらずグローバルにモノを考えましょう。リスクを取って、勝負しましょう。中小企業に資金はなくても、スピードという武器があります。一番必要なのは、ファイティングスピリットだと思うのです。

人のタイプ

人にはそれぞれタイプがあります。ゼロからイチを生み出すのが得意な人、イチを100にする人、100のままキープする人、マイナス100をゼロにする人。あなたはどのタイプでしょうか?

恐らく私は、ゼロをイチにする人。そして、イチを5くらいにはできる人だと思っています。でも100まで大きくした経験はない。これは自分には何か足りないのものがあるということなのでしょうね。自分の器を大きくして引き出しを増やす努力はします。でも自分独りで何でもできるわけではない。

一緒に冒険の旅に出て頂ける方を探しています。

銀行の役割って?

私が就職した平成元年はバブルの絶頂期だったので、友人の多くが金融機関に就職しました。銀行にも何人かの知人がいますのであまりこういうことを書くのはよくないのですが、それでも時々感じてしまいます。「日本の銀行の役割ってなに?」と。今もとある案件があり、大手都市銀行に融資の依頼をしています。担当者は、銀行独自に融資をするのはリスクが高いので保証協会の保証を取ります、と。で、獲得してきた保証枠はこちらの希望額には満たない中途半端な金額。それじゃ役に立たないんですが…。

これ、そもそもおかしくないですか。だって、リスクを負っているのは保証協会じゃないですか。銀行は右から左に案件を繋いで利益を乗っけてるだけで、自分たちは何もリスクを冒していない。これ、子どもにでもできる仕事だと思いませんか。いわゆる付加価値を何も生み出していないんです。これで高い給料取ってる理由が分かりません。その原資はどこから出ているんでしょうか。多くの人が疑問に思わずに毎日垂れ流している振込手数料なのでしょうかね。

おカネの三大機能とは、価値の交換(決済)・価値の表明(価値の大きさを表す)・価値の貯蔵、にあります。その意味では、おカネを預かって、決済をしていればそれで金融機関としての最低限の仕事はしていることになりますが、本来の役割は信用の創造にあると思います。住宅ローン、自動車ローン、運転資金の貸与、設備投資、そしてM&A。預金者からおカネを預かって、貸し出す。そのスプレッドで利益を取る間接金融の仕組みでは大きなリスクを取れないのは当たり前ですが、それでもこれだけ世の中におカネが余っている現代ではハイリスク志向でないと仕事にならないのです。古い枠組みから脱却できずにもがいているのはどの銀行にも共通の悩みなのでしょうね。

今回のウチのニーズはM&A資金の調達なのですが、実はLBO(レバレッジド・バイ・アウト)という便利な仕組みがあります。簡単に言うと、買収先企業の資産を担保に借り入れを行うというとても都合のいいスキームなのですが、対応できる金融機関には限りがあります。独自の与信管理のノウハウと経験がモノを言うのですね。業界で有名なのは、東京スター銀行。ここはかなりのリスクを負って積極的に案件を取りにいくので有名です。実はここ、台湾資本なのですね。過去さまざまな経緯があり、今は台湾大手の中国信託商業銀行の傘下にあります。道理でね。日本の金融機関じゃこうはいかないと思いました。

これからますます直接金融、つまり株式市場を通じて資金調達する流れが加速すると思います。銀行は20世紀型の古い仕事のやり方を捨てて21世紀型の新しい仕事のスタイルを身に付ける必要があるのですが、さてどれだけの銀行がそれを実行できるでしょうか。学生さんはこのトレンドをよく見て就職を考えないと、定年までいられると思っていたら後悔しますよ。甘い時代はもう終わったのです。

ゴーン・ショック

事の真偽は分かりません。しかし、日産が揉めているということは分かります。ビジネスマンなら、結局社内で醜い権力争いが起きたのだな、ゴーンの長期政権が続いているからそろそろ足を引っ張るヤツが出てきたのだな、程度にしか思わないのではないでしょうか。大体、役員報酬を幾ら支払っているかは会社は分かっているのですから、有価証券の書議記載ってそれは会社の不手際なんじゃないのと思いますよ。高額な報酬をもらっている有名外国人社長が後ろから刺される社会なのなら、今後の日本企業の役員就任をためらう外国人経営者が増えるでしょうね。それは国益に反していると思うのですが。

私が思ういまの日本の最大の弱点は、経営トップの戦略性の弱さです。日本語の特性か文化の問題かわかりませんが、どうも日本人はシステム思考が弱い気がします。ここを補う一番手っ取り早い方策が、有能な外国人経営者をスカウトすること。その意味ではカルロス・ゴーンの採用は最大の成功例だったはずなので、それを貶めることはマイナスでしかありません。

どこまで事件性があるのかわかりませんが、私は日本村の狭い内向き志向が表れた象徴に思えて、とても残念です。21世紀を迎えても日本人のメンタルは大きくは変わっていないようですね…。

日本が目指すべき立ち位置

毎年48万人が米国留学から帰国し、イノベーションを主導させる中国のすごみ

もし今でも日本が中国より進んでいるとお考えの方がいらしたら、すぐに改めるべきです。残念ながらもう中国に追い抜かれていますし、その差は今後開くばかりで縮まることはないでしょう。その原因が端的にこの記事に述べられています。要するに、人材の差、なのです。

日本はもともと資源のない国。明治の先人たちはそれをよく分かっていて、有能な若者を多数欧米に留学に出し、貪欲に学びました。今はどうでしょうか。留学生の数が減ったのは少子化だけが理由ではありませんよね。

戦後の高度成長期の遺産をほぼ食い尽くした今、次の世代が世界でどう戦うかの戦略的岐路に立っています。もうボリュームでアメリカ、中国、インドに勝てないのは明らか。では日本はどこで勝負すべきか。

私が思う日本のストロングポイントは次の3つ。

1.信頼性
 これは皆さん納得されるでしょう。工業製品の信頼性という他に、約束を守ることや信義を重んじるという意味の信頼性も世界で評価されているところだと思います。ここが簡単に劣化するとは思えない。恐らく国民性に帰属する強みとして今後も残ると思います。

2.要素技術
 日本の強みはディテールにあります。細部の細い作り込み、そして一つのことを地道に追求する職人魂。この伝統が生きているのが、素材や生産技術分野におけるモノ作り領域だと思います。この強みの大もとは、日本語という特殊言語にある気がしています。SVOの文脈が曖昧でも成り立ってしまう日本語の特性と四季に囲まれた環境が強みの原因なら、これも簡単には失われませんよね。
 その代わりに日本の弱みは、システム思考の弱さと、それに起因する経営能力の低さです。トップの判断の悪さをミドル以下の現場が補う構図は昭和初期から何も変わっていないと感じます。これを補う特効薬は、インド・ユダヤ・中国などから有能な経営者を連れてくることだと思います。あのマイクロソフトがこれだけ良い方に変われるんですからね。

3.センス
 これは年配の人間にはもう一つピンと来ないことかもしれませんが、日本人の若者のセンスは世界最先端です。ファッション、音楽、ゲーム、マンガ、なとなどCool Japanで売れ出せるものは多いのです。ここ、実は韓国も隠れたハイセンス国になりつつありますけどね。我々は老害にならないように慎重に注意して、若者がもっと自由に活躍できる舞台をお膳立てしてあげるべきなのです。古いシャッター商店街とか、集客に悩むくらいなら、若者に無料で開放して好きに商売させれはいいんですよ。街の活気は若者のクリエイティビティを開放することでしか取り戻せないと思っています。

私は自分が生まれたこの国が大好きです。だからこそ、この先もいい国であり続けてほしい。そのために自分にできることを精一杯やり続けます。子どもたちに遺す価値のある国だと思うから。

ベター・ハーフ

魂の片割れ、つまり最高の伴侶のことを指しますが、皆さんにはこういう存在がいますか?

いるとお答えになった方は、もうそれだけでこの世に生まれてきた理由の半分を見つけたようなもの。すでに人生は成功していると言えるでしょうね。あとの半分の理由は、その相方とどうよい人生を生きるか、です。

いないなとお感じの方にどうお声を掛けていいか私には分かりませんが、今生で巡り会えなかったのなら、それは来世に持ち越された課題なのかも知れませんね。

私は幸いそういう伴侶を見つけることができました。しみじみ、自分は幸せ者だと思います。ですから、その幸せの輪を一人でもでも多くの人に拡げたい。周囲の人を一人でも多く幸せにしたい。会う人みんなの人生を背負うことはできませんけど、ポジティブな影響を与えられる存在でありたいと思うのです。

良好な夫婦関係を保っている人は少数だと思いますが、隣の芝生を気にする前に、まずはあなたの隣にいる人の顔を思い出してみてください。最近、笑顔を見ていますか? 大切にすべきなのは、まずそこからですよね。

マスターマインドグループ

マスターマインド

おちゃのこネットのユーザーさんに教えて頂いたのですが、この「マスターマインド」という繋がりには大きな意味があると感じています。人生はいつも学びの場なのですが、やはり自然に心と頭に入ってくる教えというのは、それなりの相手とシチュエーションがもたらすところが大きい。尊敬できる人の振る舞いを身近で目にできる機会は貴重なのです。

今年に入ってから、おちゃのこサークル勉強会というものを開催しています。これはおちゃのこネットのセミナーにパネラーとしてご参加頂いたショップオーナーさんだけをご招待して少人数で行う、経営に関する勉強会です。参加者はおちゃのこネットでトップレベルの売上を誇るショップオーナーさんばかりですから、そこで出る話は濃密で価値が高い。成果を出すための工夫、多くの成功と失敗の試行錯誤、年月を経て磨き上げられた経営スタイルと人生観。

現状でも充分成功されているショップさんばかりですが、でもこれが最終到達地点ではありません。死ぬまで一生勉強。それが一線で経営をしているものの宿命。大事なのはいかに高い目標を設定して、実現に向けて努力するか。私自身も、そんな皆さんにとっていい刺激を与えられる存在でありたいと強く思います。このグループのメンバーから一人でも多く上場する方が出てきて頂きたいなと夢想しています。夢で終わらせたくないですね。

香港の感想

香港に来たのは、数年前にAsia Payと決済の契約をする出張をして以来か。街なかはスペースが飽和状態なので特に変わった印象はないけど、郊外は確実に発展してる。香港空港の拡張、香港ーマカオ連絡橋の建設、マンション。ホテルは狭くて高い。香港ではスペースが貴重なんだな。そして街なかの人出が多くて、若者が目立つ。東京も人は多いけど、年齢が高めなんだよね。アジアの若さを感じる。

中国の成長がピークアウトするという説の根拠は、人口ボーナスフェーズの終了が最大の理由だったりする。ところが中国の統計情報は怪しいので、肝心の人口動態がそもそも信用できない。一人っ子政策のせいで正規の戸籍に登録はできない隠れ家族が凄い数いて、実は人口は既に20億人を超えているという話もある。まだインドが追いつくのは先の話かもね。

もう一つの懸念材料は、バブルの崩壊。確かに東京の二倍の地価と聞くといつまでも上がり続けることはないだろうと思うけれど、そこは共産党の一党独裁が続く特殊な国。経済発展を腰折れさせないように全力で政策を打つから、なかなか崩壊しないんだよね。その仕組みのベースは、行政の競争環境にある。つまり、全国に23の省と4つの直轄市(北京、上海、重慶、天津)、これに香港とマカオの特別行政区を加えた地方自治体がそれぞれ経済発展を競い合ってる。そこで成果を出した首長が抜擢されて共産党の上級幹部に登用されるシステムが、国の活力を生んでいる。日本が何をするにもあまりに時間がかかりすぎるのを見ていると、この差は拡がるばかりと嫌になる。

では日本人はどうすべきか。それは、国内に閉じこもってないで外に出ろ、に尽きる。分かってる奴はもうそうしてる。香港でもマレーシアでもシンガポールでも、必ず活躍してる日本人がいる。そのアグレッシヴさをこそ見習うべき。若い人にその意識を持たせることが私の世代の務め。そして現役の間はまだまだ世界を見て攻めようと思う。これからいま世界で最もアツい街、深センを見てきます。お楽しみに

ITリテラシー

色んなところで、あ、この人イケてないな、と感じることがあります。それはITのリテラシーの低さを見たとき。イマドキLINEしてない、ガラケー、は論外としても未だに電話してくる人とか、メディアの使い分けが出来ない人は結構います。電子マネーや、ネット決済、有料サービスの利用実態まで話を広げると、イケてない人の数は更に増えます。これ、全部老害になり得るんですよね。

ウチの息子世代とかは生まれながらのデジタルネイティブです。いつの間にか私より詳しくなっちゃって、スマホの細かい設定や使い方を教えてくれたりします。ゲームやネットの世界の新しい常識や流行りなども。自分がオールド世代であることを自覚させられるのは哀しくもあり、次の若い世代の台頭を頼もしく思ったりもして。

日本が戦後に一大発展を遂げたのは、年寄りを一斉にパージして若い世代に世の中を開放したせいかもしれない。今の50代以上が、世の中の役に立っているのか、足を引っ張っているのか。自分は違うぞというところは、口だけじゃなくて行動と実績で証明するしかないのです。老害と言われないよう、攻め続けなければ。

会社の辞め方

ウチも少し人の出入りがありまして、何人か退職する人も出てきました。いくらか新しい血の入れ替えが起きるのは自然なことだと思っています。しかしながら、辞め方は人それぞれで、さすがだなと思う人はなかなかいませんね。私は辞め方にその人の品格が出ると思っています。理想は、退職した後も付き合いが継続して残ること。応援してもらえるような辞め方がいいですよね。

辞める理由は人それぞれです。そこにパターンはない、というのがサイボウズの青野さんのお話にありました。その通り。これは会社の側の器量を試されている局面でもあります。どこまでの多様性を認めるのか、どこが譲れない線引きなのか、会社と経営者の価値観が問われます。

私が大切に思うポイントは、チームへの貢献度です。その人の存在がチームにとってプラスになっていないと感じたら、その時は割とドラスティックな判断をしたりします。私との相性の問題もあるでしょうね。結果を出すために、納得のいくチーム編成をしたい気持ちは非常に強い。クリエイティブで戦闘力の高い集団を作りたいですね。そのためには自身の精進も必要なので、気を抜かずにハイテンションでビジネスを前に進めたいと思っています。

緊張感

会社組織でも、家庭でも、人間関係には適度な緊張感があった方がいいと思っています。永く続いた人間関係はそれはそれで安定していて居心地のよいものですが、時として馴れ合いと淀みを生みます。淀みで済めばまだいいのですが、それが腐敗しだすとヤバい。大手術が必要になります。

では健全な緊張感を生み出すためには何が必要なのか? それは目標設定なんじゃないでしょうか。目指すべき山の頂が明確になっているから、今がどこまで出来ていて、何が出来ていないのか、客観的に把握することができます。細かいKPI設定と管理は好きじゃないんですが、最終的に目指す大目標と期限さえしっかり決めてあれば概ね管理はできると思います。全ての始まりは、目標設定。決め切れていない人は、何をおいてもまずここからスタートされることをオススメします。

効率的な教育カリキュラムとは

ウチの息子はN高に通っています。角川ドワンゴ学園が運営するネット型の高校なのですが、これがなかなかいいんですよね。基本は自宅からネットで授業コンテンツにアクセスするのがこの高校の授業スタイルなんですが、ウチの息子は週三日の通学コースを選択しています。なので、学校に行くのは月水金のみ。それも9:30始まりで、学校は心斎橋のど真ん中にあるから寄り道したりして、こんな環境でちゃんと学力がついているのかと親としては心配するところもありました。ところが先日、全国高校統一模試があり、ちゃんと英国数の三教科で80点以上の成績を取ってきてるんですよね。正直安心しました。

息子曰く、「N高の授業は効率的。普通の高校の授業がヒトコマ40分なのに、N高は一つの授業コンテンツが10分。それでも先生の無駄話がなく、まとまっているから内容に集中できる。見逃しても巻き戻しできるし、分からないところは個別に質問もできる。普通の学校の授業よりよっぽど分かりやすいよ」とのこと。なるほどなあと。

だって、申し訳ないけど、その辺の普通の先生が全員面白い授業ができるわけじゃないですよね。予備校の有名講師を考えてもわかりますが、超有名講師の授業に人が集中します。その質の高い授業を選りすぐって動画コンテンツにまとめてあるわけですから、そりゃ面白いに決まってます。私は21世紀型の教育って、こういう方向を目指すべきだと思うのです。普通の先生の役割がなくなる? 本当に意味が無くなるなら、仕方ないじゃないですか。でも個別のチューター役や、モチベーションを上げるコーチとしての役割は残るはず。それでいいんじゃないですかね。

ITの技術は日進月歩で進んでいます。その恩恵を被ることができるのなら、積極的に活用すべきです。いつまでも昔のやり方に固執して新しいスタイルを取り入れないなら、そんなオールドスタイルのサービスは廃れていくばかりです。日本という国を盛り上げていくのも殺すのも、教育に掛かっています。一番改革すべきは学校なのです。回り道に見えて、これが王道だと思います。

オステオパシー

いのちの輝き
知人に勧められて読んでみました。オステオパシーという言葉を聞くのも始めてでしたが、基本的なコンセプトは納得の行く深い内容だと感じました。
そもそも、現代西洋医学に対し、不信感を抱いている人はきっと多いはずだ。 高額な医療費と、大量のクスリ。胃痛なら消化器科、心臓病は循環器科、心の問題は精神科という具合に、人のからだをパーツで捉えるやり方。医師は病んでいる部分だけを治療することに専念し、少しでも専門外になると、別の科に 患者を任せてしまう。これでは、症状の本当の原因を見逃してしまうことも少 なくないはずだ。これに反し、オステオパシー医学の根底には、人間を、からだ、心、そして魂からなるひとつの宇宙として捉える考え方がある。けっして、 人を個々のパーツの寄せ集めなどと考えたりはしない。どこが病んでいようと、 それを心身全体の病気として捉える。意識下の問題が解決されない限り、心と体のバランスがとれた真の健康は手に入らないし、逆に、心と体のバランスがとれていないと、意識下の部分に病が生じる。心と体の健康が整って、初めて魂の浄化ははかれるのである。
この序文にある通り、切った張ったと投薬で対症療法に明け暮れる現代の西洋医学に疑問を感じている人は多いはず。そうじゃない、もっと根本的なところに原因があるはずで、そこを解決しないと本質的な改善には向かわないのです。その意味では、現代の医療は浅いと言わざるを得ません。

オステオパシーの基礎理論は正しいと感じますが、その理解度と実践能力は人によって様々でしょう。実際に街のクリニックを調べて施術を受けてきましたが、合う合わないはあると思います。少なくとも私は街の普通の整体よりも効果があったと感じています。評判と自身の感覚を信じて、いい医者に巡り会えるといいですね。

営業力の大切さ

CARZYのCTOの民輪さんに紹介頂いて、営業会社の社長さんにお会いしてきました。

株式会社DRIVE LINE

社長の中井さんはまだお若いですが、相当な経験を積んでいる方で、こと営業という面では非常に泥臭い部分をこなす、ある意味特殊なスキルの持ち主です。私自身もリクルート出身でずっと営業マンですから、その凄さがよく分かります。

どんな優れたサービスも、売れなければ成果に繋がりません。どうも日本人は良いものさえ作っていれば自然に売れると思っているところがあって、売るということを軽視しがちな気がします。特にIT系の人はその傾向にあります。そこは私自身も反省するところが多々あります。自分のキャリア的に営業の大切さを分かっているつもりで、分かっていなかったんですね。成果を出すためには必ず必要な部分なので、頭を切り替えてしっかり営業にリソースを配分していこうと思っています。

少し昔の例ですが、成功した営業活動ということでは光通信が頭に浮かびます。一世を風靡したのはもう20年ほど前なので若い人は知らないかもしれませんが、携帯電話とレンタルサーバーの販売でブイブイ言わせていましたよね。確かに手法に少々乱暴なところはありましたが、それでも特別な技術的先進性を持たない企業が営業努力一本であそこまで成功できるというのは立派な事例だと思っています。光通信以降にこういう営業系の成功例をあまり聞かないのですが、(と書いてそういえばサイバーエージェントは営業系の成功例と言えますか、)そろそろそっち系の会社が登場してもいいと思います。なんだか大人しくて停滞している印象の日本をひっかき回して欲しいですね。ホリエモン・村上ファンドを潰し、Airbnb・Uberに規制をかけて成功させない日本社会。何を守っているのでしょうか。今こそ、老害を排して新しい血を入れるべきタイミングなんじゃないでしょうかね。このままだと、本当に日本は沈没しちゃいますよ。

トレーディングカード

東京でおちゃのこネットのユーザーさんで、トレーディングカードを扱っているお店さんとお会いしてきました。ネット販売に向いている商材なのでおちゃのこネットにも沢山のお店があるのですが、こちらがダントツの売上です。実際に対面でお話して、それだけ売れる理由が分かりました。非常にクレバーでよく分かってらっしゃる経営者さんでした。まだ二十台なんですけどね…。

私は全く触ったこともないので、どんな商品でどんなマーケット特性があるのか全く分かりませんが、今風の商材だなと感じます。マジック:ザ・ギャザリングとか遊戯王カードが有名ですけど、そもそもはタバコの販促グッズとして始まったものなのだそうで、仮面ライダーカードやプロ野球カードなんかは私が子どもの頃にもみんな必死に集めてました。人間にはこういう収集癖があるんですねー クルマの世界にもコレクターさんが存在しますけど、これって男性に特有の傾向なんでしょうか。女性でもバッグや靴をやたら集めてる人もいるから共通なのか?

新しい業界には新しいセンスの若者がいますから、彼らに学ぶものは沢山あります。新しい知識や価値観に出会うのは楽しいですね。