F1 2013年シーズン、開幕

書くことに困るとクルマネタに逃げるんですが(笑)、いつの間にやら今年もF1が開幕していました。やっぱり日本人ドライバーがいないと盛り上がりに欠けますね。反面、あまり結果に執着せずに純粋な興業としてレース観戦出来るというメリットもありますので、何とか自分を納得させながら来年の可夢偉復帰&ホンダ参戦に望みを繋げたいと思います。



肝心のレース結果は、何とロータスのライコネンの優勝! これは予測していなかった人が大半でしょう。ライコネンは復帰二勝目ですね。昨シーズン、勝てずともロータスの安定感は抜群で唯一シーズン全戦完走ですから、今年も優勝戦線に絡んできそうですね。最近のF1はタイヤが非常に重要なファクターになっており、早いはずのレッドブルがタイヤマネージメントに手を焼いているウチに他のチームがどれだけポイントを獲得できるかが見どころです。しかし、マクラーレン大丈夫か!? ウィリアムズ共々、名門チームの復活を願います。

ジュネーブモーターショウ2013

ジュネーブショウの模様が各自動車メディアで伝えられています。個人的には年にこんなに沢山のショウが必要なのか?と思っていますが(笑)、開催タイミングと地の利でそれぞれ色があるんですね。ジュネーブはメーカー以外にも改造車が大きく取り上げられていたりして、見る側には面白いショウなのだそうです。写真はエンツォの後継モデル「ラ フェラーリ」。サイドからのシルエットが素敵ですね♪ ランボのヴェネーノはどうかと思いますが、久し振りに”スティングレイ”を名乗ったC7コルベットが売れそうで嬉しいです。やっぱりコンバーチブルですよね!

車載オーディオのあるべき姿とは?

モバイル・ファースト世代が購入を考える車とは?!



ま、気持は分かりますが、中二的発想ですよね(笑)。車載環境というのは大きなポテンシャルを皆が認知しているにも拘わらず、あまり進歩しません。カーナビのメディア競争がCD・DVD・HDDと来て、ようやく最近SSDのポータブルナビが主流になろうとしています。音楽環境は、数年前からiPodアダプターがオプションとして用意されるようになりましたが、未だに常時ネットに接続される状況は普及していません。トヨタの「G-BOOK」、ホンダの「Gathers」、日産の「カーウィングス」なんてサービスは提供されているんですが、まだまだ中途半端なんですよね。結局のところ、メーカーの自前ハード/OS/サービスという発想が汎用OS/サービスの導入を妨げており、IT業界の進歩にいつまでも追いつけない状態が続いています。まあ、最低数年は乗り続けて下手すると20年とか流通し続けるクルマ業界と、毎年端末を買い換えるかも知れないIT業界のペースが合致するわけないですよね。



この記事では
自動車のエンターテインメントシステムをiPadに置き換えてくれたメーカー(但し標準状態のiPadで、メーカーによる拡張はなし)が勝利をおさめると、予測しておこう。
なんて書いてますけど、そんな状況は永遠に実現しないと思います。クルマ業界は、メーカーとサードパーティの双方がお互いの足りないものを補完するエコシステムが出来ていますから、気の利いたシステムは社外品に期待して下さい。ま、既にギーク層は勝手に好きなITデバイスを積んで楽しんでいると思いますが。

タスカンの初車検

何かの参考なるかも(ならん?(笑))知れませんので、タスカンを始めて車検通したご報告を。



イギリスのマイナーなメーカーであるTVR社は既に活動を停止しています。それでもプリミティブな魅力に溢れたTVRの熱烈なファンは世界中に存在しており、日本も例外ではありません。恐らく500台程度は正規にインポートされ、そのうち半分は今でも現役だと推測されます。私がイギリスから個人輸入したのは2009年のこと。クルマ自体は2003年式でそう古いとは言えないのですが、国内登録まで漕ぎ着けるのに相当苦労しました。(「Tuscanへの道」) 恐らく新車当時からユーロ圏の規定を厳密にクリアしていたとは思えず(笑)、かなりの音量のサウンドと各種安全デバイスの未装着や環境対応が登録のハードルになりました。あれから三年が経ち、今回初めて国内の車検を通すにあたり下記の対応が必要でした。



1.排音対策

元々がバイクのマフラーみたいなカーボンマフラーが装着されてるんですが、ノーマル状態でかなりの音量です。日本国内の騒音規制は製作年式に応じて掛かりますので、私のクルマだとH10年度規制に合わせて96db以下に抑えなければなりません。サイレンサーを追加装着する事でクリアしています。



2.タイヤのはみ出し対策

基本的にボディーからタイヤがはみ出した状態は認められませんので、タイヤを中に引っ込めるかボディー側にオーバーフェンダーを増設する事で対応する必要があります。今回はオーバーフェンダーを設置しています。



3.シートベルト警告対策

タスカンには元々シートベルト未装着の警告機能がありません。これも比較的新しい年式の車には装着が義務付けられているので、増設しました。



4.ライトの光軸調整

これはよくあるポイントですね。ただ、車高が低すぎて、依頼している工場が持っている通常の検査設備が使えず苦労したと言ってました。ヘッドライトにアクセスするのにいちいちボンネット(ご丁寧に4点ボルト留めになっています)を外す必要があるので大変面倒です。



5.ウィンカーの移設

非常に変わった形状のウィンカーが後部リアスクリーンの内側に着いています。厳密にはボディー外側からの設置間隔が指定されているんですね。正直、このあたりは検査官の主観で対応が左右されるレベルと思います。





マニアックなクルマや少し古いクルマは何かと維持するのに負担が掛かりますが、それでも現代車にはない魅力に溢れています。今はパーツ類は入手ルートもありますし(是非弊社のショップもご利用下さい!)、ネットで情報が手に入りますからオーナーさん同士の交流も盛んです。昔に比べれば状況は良くなっていると思いますので、躊躇されている方は思い切ってトライなさってみて下さい!(^^)/

おバCar映像

ドライブレコーダーが捉えた おバCar



”おバCar”っていう表現は初めて見ましたが、酷いですな…。もし運悪くこんなクルマと出会ってしまったら、「バカには近寄らない」が唯一の回避策なので相手しないようにしましょうね。ふぅ…。

東京オートサロン

東京オートサロン2013



チューニング&ドレスアップ中心のカスタムカーイベント「東京オートサロン」が開幕しました。最近元気のない東京モーターショーよりこっちの方が盛り上がるんですよね〜 まあヤンキー臭がするのは否定しませんが(笑)、こうやって手を入れて愛着が出ると長く乗り続けるんですよね。昔と違って3年や5年で定期的に買い換える人は減っていますから、愛情を掛けてあげるのは良い事だと思います。まだまだ沢山の入場者が訪れますから、クルマ好きの種火は残っているんだと思います。そろそろ節約疲れでお金使うモードにならないかな〜 (^^ゞ

デザインの決め方

焦点:トヨタがデザイン改革に本腰、個性打ち出しブランド強化へ



皆さん、クルマのデザインってどうやって決めてると思います? まあ最終的には役員会にかけるんだろうけど、デザイン担当ディレクターの意向が色濃く反映してると思うじゃないですか。なんと、トヨタでは違ったらしいんです。
新車のデザインは、一般社員による評価を3回繰り返した後、最終候補を役員が参加する審査会にかける。各部署から選ばれた約100人の社員が、原寸大のクレイ(工業用粘土)模型をみながら得点をつけ、高得点を獲得したものが次の段階に進む。問題はその過程で社員の意見を反映した修正が加えられること。グリルが大きいと言われれば小さくし、ランプが小さいと言われれば大きくする。様々な意見を聞き入れ、修正を重ねれば重ねるほど、デザインは平準形に近付き、クルマの個性となりうる「芽」を摘みとる格好になる。
驚きました。一般社員の意見を取り入れてクレイモデルに修正を入れてたとは! そりゃ無個性なクルマしか出てこないはずです。で、改善をしたのですが、
「かっこいいクルマをつくろうと思うなら、現時点では、ちょっと変じゃないかと思われたり、抵抗感があったりするくらいがちょうどいい」
その通りなんですが、レクサス/クラウンにここまでアグレッシブなチャレンジをする必要があったんでしょうか? その代わりに、フラッグシップとして期待されていたLFAはコンセプトカーモデルから退化してつまらなくなったという評価でしたからね。どうも出る・引くの判断がちぐはぐな気がします。



ただね、これだけ大きな会社で、世界一の販売台数を狙おうかというポジションにあるのに、ここまでチャレンジする姿勢そのものは凄いと思います。無難に徹してればケガもしないわけですからね。恐らくスピンドルグリルはあまり受け入れられないと思いますけど、この攻める姿勢が次世代のモデルに洗練された形で出てくれば拍手です。章男社長、頑張れ!

カーナビはどうして通信機能を搭載しないのか?

つらつらとニュースソースを見ておりまして、「カーナビは繋がっててナンボだよね」というコメントを見掛けたので改めて。確かに改めて考えると、イマドキえらく高いくせに通信サービスがまともに提供されない(純正)カーナビって全然イケてませんよね。だって、ちょっと高いクルマって400万円とかするわけでしょ。せめて3年、出来れば5年くらいの通信サービスがどうして提供出来ないんでしょうか。月々のデータ通信料金なんて、せいぜい2,000円くらい? 2,000円 × 36ヶ月 = 72,000円 です。誤差の範疇なのでは? 唯一頑張っているのはレクサスのG-Linkサービスくらいですか。これは新車を購入すると3年分の通信サービスが付いてきます。当然地図のアップデートは無料だし、センターとのコミュニケーションサービス付き(内容は微妙だけど)。これくらい出来て当たり前なのでは。



分野は違いますけど、Kindleは通信料金Amazon持ち! コンテンツの販売収益で回収出来る見込みがあるから出来るんですけど、モバイル端末って繋がっててナンボなんですよね。クルマはモバイルの最たるモノなんだから、もっと通信環境の充実が図られてて然るべきです。これだと「NAVIelite」みたいなスマホ/タブレット用アプリの方が便利、って事になりますよね。ちなみに、このアプリを作っているのはアイシンAWという知る人ぞ知るカーナビメーカー。実はここが裏方で商品提供しているOEMカーナビって多いんですよ。(トヨタ純正ナビ・富士通テン・アルパイン・Panasonicなど。) 本当は市販ナビが通信機能を提供したいところなんですが、本体価格に含めるほどの費用負担は無理。となるとスマホ/タブレットに搭載されたカーナビアプリにかなりの市場を喰われちゃいますかね。UIは専用端末に一日の長があると思っているんですが、通信環境まで含めたトータルシステムで考えるとツラい。



クルマのIT化ってずっと言われてるんですけど、なかなか抜本的に進歩しません。自動車メーカーの腰が引けてるんじゃないかな。体力はあるんだから、自前のMVNOサービスくらい立ち上げないと!

カーオブザイヤー2012

日本カーオブザイヤー



一般人にはあまり意味がなくなってしまった「日本カーオブザイヤー」ですが、業界人にはまだ重要みたいで(笑)。2012年は、国産車がマツダのCX-5、輸入車がBMWの3シリーズに決まりました。個人的にはマツダは良いクルマを作っていると思うので、受賞出来て嬉しいですね。



丁度日経新聞にフォードのマーク・フィールズCOOが取り上げられていまして、この人は38歳にしてマツダの社長を経験し、次のフォード社長を確実視されています。エリートらしからぬ短気な性格は有名らしく、取締役会で財務担当役員に殴りかかったのは有名らしいです(笑)。マツダでの経験は非常に大きかったと語っており、”マツダマフィア”がフォード社内の有望勢力になっているのだとか。



本当にクルマが好きな”カーガイ”がトップにならないと、やっぱり魅力的なクルマって出てこないんですよね。結局は人なんだな、と痛感します。

クルマ雑誌のあれこれ

車雑誌の光と影



ちょっと調べ物をしていて、↑こちらを見つけました。色々面白いのでご紹介。長いですよ(笑)

RALLY NIPPON 2012

ラリーニッポンに参加してきました。西川淳CARZY編集長は二回目、私は初めての参加です。今年は京都の上賀茂神社をスタートして、東京の靖国神社でゴールする例年とは逆のパターン。京都での前夜祭から既に非日常感はあったのですが、想像以上に現実離れした四日間でした。



まずは用意された舞台が素晴らしい。「日本の文化遺産を巡って、日本の良さを発信しよう」という趣旨ですから、観光客で一杯の有名スポットをこれでもかと廻ります。上賀茂神社・東福寺・マキノのメタセコイア街道・一乗谷朝倉氏遺跡・美濃うだつの上がる町並み・妻籠宿・諏訪大社・鶴岡八幡宮・横浜赤レンガ倉庫・靖国神社、と文化財のオンパレード。地元の協力の下、沢山の声援を受けてクラッシックカーが連なって走る様はまさに壮観です。



更に、参加されているエントラントの方々がまた素晴らしい。一日のラリーが終わると、宴会での濃い交流の時間が待っています。ひとりひとりのクルマに掛ける想いと情熱、更に背後に伺える壮大な人生のストーリー。こんな機会がなければ口をきくこともなかったであろう皆さんと同じひとときを共有出来る幸せ。得難い体験です。



クラッシックカーは、現代車とは訳が違います。いくら入念に整備の手を入れていても、長距離を四日も走ると様々なトラブルが発生します。オーバーヒート・オイル漏れ・ミッショントラブル・デフ異常、などなど。それらの非常事態を、自身の経験に基づいて原因を探り、応急処置を施し、回避策を探りながら、何とかレースを継続します。時にはメカニックの手を借りることもありますが、そもそもルーフもないクルマで雨の中を走る事自体がスポーツなのです。「慣れてますから!」の一言で雨の中を出発する女性エントラント、本当に尊敬します。



クルマとの付き合い方は人それぞれ。どれが上でどれが下というものでもありません。しかし、ともすれば薄れがちなクルマへの興味を、こんな機会を通じて一人でも多くの方に再発見頂けるなら、クルマ業界に携わる身としてこれ以上の歓びはありません。手を振って下さる皆さんの笑顔を見ると、クルマって世界の共通言語なんだと再認識させられた次第です。



季節は秋。日本が一番綺麗なシーズンです。あなたも日本を発見する旅に出てみませんか。勿論、愛する人と、愛するクルマで。



RALLY NIPPON 2012(CARZY.net on facebook)

「ラリー・ニッポン 2012」に出場します!

ラリー・ニッポン



CARZYより、西川淳編集とラリー・ニッポンに出場します! 西川さんはゼッケンNo.13のフェラーリ340 AMERICA、私はゼッケンNo.59のコルベット・スティングレー。スタートは11/3(土)の9:00に京都の上賀茂神社、ゴールは11/6(火)の14:30に東京の靖国神社です。お時間のある方は是非遊びにお越し下さい。

F1 鈴鹿GP 2012

やりましたね、小林可夢偉が鈴鹿で初めての表彰台に上りました! ライコネンが伝説の16台抜きを果たした2005年以来、7年振りに鈴鹿に見に行ったのですが、会場が一体となった応援は感動的でした。正直これまで期待を裏切られる事が多かったので、あまりポジティブな予想はしてなかったんですよね。全てはスタート次第だと思っていましたが、そのスタートを抜群のタイミングで決めてウェーバーをかわして二位。その直後に後続で多重クラッシュが発生してすぐにセーフティカー導入でしたが、一週目で二位を確保した事で俄然会場が盛り上がりました。その後は「ピットストップ作業でドジしないでくれ」「戦略は普通にしておいてくれ」とチームがヘマしないかヒヤヒヤしたのですが、マッサに先行を許しただけでそのまま三位をキープ。そして残り15周のバトンとのバトルは、本当に手に汗握る展開でした。ジリジリとラップを刻むチャンピオン経験者のバトンに対して、可夢偉も自己ファステストを連発。負けていません! 3秒ほどあった差を0.5秒まで縮められましたが、何とか逃げ切ってゴール! 最後のラップは会場総立ち。鈴鹿が揺れていました。



こんな劇的な場に居合わせる事が出来て本当に幸せだと思うと共に、10万人を超える観客を見るに、まだまだ日本のモータースポーツも捨てたもんじゃないな、と嬉しくなりました。初めて後ろ盾のない、純粋な本人の努力だけで勝ち取った表彰台、誇りに思います。今シーズンも残り5戰。応援したいと思います。

オープンカーに乗ってみませんか

クルマを持つ、という事がちょっと大層に思える今日この頃。都心に住んでいれば、歩いてすぐに電車の駅がある。クルマを持てば、高い駐車場代もかかるし、ガソリン代やら保険代やら維持にもお金が必要。イマドキ、クルマがステータスになる時代でもないし、彼女と家でまったり過ごすのが楽でいい。そう、あなたは何も間違っていません。



家族と出掛ける事が多いから、やっぱり荷物が沢山積める方が良いし、使い勝手が良いからクルマはやっぱりミニバン。信号で隣に止まったスポーツカーに目が行くこともあるけど、セカンドカーなんて持つ余裕はないし。そう、当然ですよね。



子供達も巣立って、女房と二人の生活。もう大きなクルマは要らないけど、何となく慣れたいつものセダンが安心。でもあと何台のクルマに乗れるのかと考えると、最後に思い切ってみたい気もする。そう、なんとなく分かります。



そんな皆さん。思い切ってオープンカーに乗ってみませんか? 最初はレンタカーで良いじゃないですか。日本には世界に誇るマツダ・ロードスターがあります。秋晴れの週末、予約を入れて、奥さんと、彼女と、二人で借り出してみましょう。恥ずかしい? そう、最初はね。でも、いつものクルマと比べて低いシートに座って、屋根を開けてみて下さい。見える景色が全く違うことに驚くはず。エンジンを掛けて、おずおず走り出してみましょう。顔に当たる風がこんなに気持ちの良い季節なんです。思ったより街は色んな音に溢れていますよね。交差点で止まると、色んな匂いがする事にも気付くでしょう。何だか、自分が若返ったみたいな気分になりませんか?



屋根が開く、という一点がどれだけクルマを違うものにしてくれるか、一人でも多くの方に味わって頂きたい。普段接しているクルマが、本当はどんな魅力を持っていたのか、改めて発見して頂きたい。そして、この国の景色がこんなに優美で繊細である事に気付くと、きっと遠くに行ってみたくなるはず。ただ、走るためだけにクルマに乗る。極上の週末の過ごし方だと思います。クルマって、悪くないですよ。

スマホはカーナビを殺すか?

カーナビは永らく車載ITシステムとして進化を遂げてきましたが、今大きな岐路に立っています。そう、スマートフォンの台頭です。任天堂の業績が随分悪化して、独自のゲームプラットフォームがスマホに殺されかかっているという見方がありますが、カーナビも同じ末路を辿るのでしょうか? 両者を比較してみましょう。



●カーナビの優れているところ

 ・専用端末として作り込まれているのでUIが洗練されている

 ・専用ハードウェア(車速信号・各種ジャイロセンサー・GPS etc.)を使用しているので案内精度が高い

 ・専用に作り込まれた地図や施設情報の精度が高い

 ・VICS等の道路情報(渋滞情報を含む)のフィードバックがある

 ・画面が大きい

 ・内装へのフィット感が高い

 ・毎回端末をセットする面倒がない



●スマホアプリの優れているところ

 ・安い

 ・アプリや地図の更新頻度が高い

 ・端末の買い換えサイクルが短いので最新のハードウェアを使える(人によるでしょうが…)

 ・コミュニケーション機能



といったところでしょうか。自動車メーカーは純正ナビを装着して売りたいでしょうからそこはずっと残るでしょうが、後付けの市販ナビは大きな影響を受けそうですね。特にポータブルナビは痛いかも。カーナビメーカーはどこかで見切りを付けて、ナビアプリをリリースすべきなんでしょう。タイミングが難しいですが…。