「失敗は成功の元」か?

「成功」は「失敗」の逆ではない



少し古いエントリーなのですが、面白かったのでご紹介。
なんでこんなことを思ったかというと、「若者はこういうことをしてはいけない」的ブログを読んで、「ああ、こういうアドバイスって本当に役に立たなかったなぁ」と思ったので。「何かをしてはいけない」ことがわかっても、だからといって「なにをしたらいいか」がわかる訳ではないのである。
なるほど。これ商売でも同じなんでしょうね。誰かに何かを相談しても、多分ダメ出ししかされないんですよ。で、そんなアドバイスを幾ら聞いても成功へのヒントにはならない。結局自分で成功の方程式を編み出すというか、突破する事が必要で、そうして得られた成功体験は繰り返し使える財産になるんでしょうね。勘違いしてはならないのは、だからといってリスクにチャレンジする行為が軽んじられるわけではないこと。
一応、付け足しておくと、「失敗したら駄目」という話ではないです。Jason Friedの例も、比較対象は

A) トライして成功した人

B) トライして失敗した人

C) これからトライする人

の3種類で、A > B = C ということだが、これ以外に、

D) 全くトライなどしない人

というマジョリティーがいるわけで、それに比べれば、「失敗した人」の方がまだ挑戦できるだけグッド。つまり、

A > B = C > D

トライしなかったら成功確率ゼロだから。
成功しているネットショップさんを良く見てみると、皆さん共通項がある気がします。どこ顧客層にアピールする商品なのか明確だし、強みが見えるし、デザインやら細かいところにちゃんと気配りが行き届いていて、商人としての人間力を備えていらっしゃいます。物事の本質って、あんまり奇をてらったテクニックとか関係無いんですよね。真実は地味って事で。