医療分野という受け皿

今週初めから風邪で寝込んでおりました。金曜日に恒例のえべっさんにお参りしたんですが、今年は残り福が金曜日になって子供連れが多かったんですね。えらく境内が混んでて寒い参道に並ばされて、冷えちゃったんだと思います。



で、久し振りに病院に行ってみて、ああ医療サービスは地方の重要な産業の受け皿なんだなって実感しました。企業の集積度合いに左右されるBtoBと違って個人消費者に直接サービスを届けるBtoC業態だし、東京も地方も要求されるサービスレベルに差はないし。医師・検査技師・看護師・介護福祉士・薬剤師、それに製薬会社のMRとか医療機械の営業・サービス職とか、かなり沢山の雇用を生み出してもいます。これから医療サービスはますます高度化していくでしょうから、新規の設備投資もサービス開発も活発に行われていくでしょう。日本全体が人口減に直面していますから伸び代は限られるんでしょうが、それでも有望な産業に違いはありません。



これだけの効果を地方にもたらす産業って他にあるかな? 教育は充分匹敵しますか。以前は建設・土木が地方を支えていたんですよね。今でもその役目はなくなってはいませんが、もう投資効果を生むだけの作る対象が少なくなっちゃった。雇用のセーフネットとしては重要ですけど。後は飲食業ですかね。そうそう、今中小企業向けに交際費減税が検討されてますけど、あれもっと拡大して個人でも事業目的関係無く青天井で経費認定しちゃったらどうでしょうね。皆が外食増やしたらあっという間に景気回復する気もします。飲み過ぎて医者に掛からないように注意しないといけませんが(笑)。