Mac OS X 10.7 Lion登場

ミーハー体質なもので(笑)、早速Lionを入れてみました。

朝の9時からダウンロード始めて、完了したのがお昼の14時頃。

やっぱりサーバーは混んでました。

速ければ30分程度で完了するらしいですが。



インストールする前に、他のマシンに入れる事を考えてインストールディスクを作成。

(作り方はこちらをご参照下さい。)

インストール自体はさっくり進むのですが、環境の移行とメールデータの移行、それにSpotlightのインデックス作成に時間が掛かります。



肝心の使用感。

う〜ん、聞いてはいましたがちょっと変わりすぎて付いていけない…。

スクロール方向の変更はまあ慣れの問題かと思いますが、フルスクリーン操作を推奨するというのは根本的に問題があると思います。

試しにMailでしばらく使ってみましたが、これは処理量の少ない個人ユーザー向けの機能ですね。

何千・何万通と処理する業務で使うには従来のクラシックレイアウトの方が向いていると思います。

iPhone/iPadと違って、大量処理・マルチタスクの為にパソコンを使うわけですから、あまり初心者ユーザー向けに機能設計する必要ないと思うんですよね。

そもそもそういう人はiPadとかのビューワー系デバイスに移行していく訳ですし。



最近のAppleのOSアップデートは2世代毎にメジャー/マイナーを使い分けています。

Loepard/Snow Leopardはマイナーアップ、今回のLionはメジャー。

こうやって大きな機能追加/変更と、ブラッシュアップを使い分ける手法、実はFerrariが昔から使ってるんですよね。

フェラーリの場合、308/328、348/355、360/430、458の関係が該当します。

Windowsの様に毎回メジャーアップを志向するとユーザーが混乱して、「こんなに使いにくいならXPで良いや」なんて事になってしまうので、賢いやり方なんじゃないでしょうか。

お陰でパソコンを新しく買い換えた気分が味わえてお得感あります。

ちなみに気になる重大なバグは見当たりませんから、通常使用に問題はないと思います。

使い勝手も戻せますしね。

個人的にはまあまあお勧めです。

検索エンジンにまだイノベーションは起こるのか?

Googleは客観的検索の雄, しかしこれから必要なのは主観的検索だ–近く立ち上げのNessが$5Mを獲得



まだそもそもサービスが提供されていないので、どれほどのものなのか評価は出来ません。

しかし、これだけGoogleが世界に定着してしまっている現在、検索エンジンという領域にチャレンジする企業が現れるところがシリコンバレーの凄さです。

これは世界のどこも真似出来ない。



我々は長い間に検索エンジンに飼い慣らされてしまっていますが、検索するのに断片的なキーワードを選んで、スペースで区切って、なんてのは本来不自然な問いかけなんですよね。

その意味では自然文で知りたいことを入力するという試みは有用だと思います。

日本語が英語と同様に解析出来るのか、という心配はありますが…。

若者(ですよね?)の挑戦に拍手を送って、登場を楽しみに待ちたいと思います。

AWSの試用

電子書籍の創刊に伴い、サービスサイト&コンテンツ配布サーバーとしてAmazon Web Servicesを使ってみることにしました。

基本的には普通のWebサーバーと何ら変わるところはないとの事ですが、実際のパフォーマンスや実稼働時間などの実態を見てみたいと思っています。

クラウドサービスを実サービスに適用するケースはまだまだ少ないと思いますので、興味津々。

写真の共有という行為

mixi・Twitter・Facebookと来て、今度はGoogle+。

忙しいですね〜(笑)

皆さんはそれぞれのSNSを使い分けしていますか?

最近思うんですが、友人・知人と共有して楽しいのは圧倒的に写真なんですよね。

考えてみると、写真を撮る時というのは人に会った時、感動した時、珍しい場所、美味しい食べ物、などですよね。

共通しているのは”楽しい瞬間”である事。

喧嘩している瞬間とか怒っている時とかに写真撮りませんものね。

つまりポジティブな空気の共有だから、見ている方も楽しい気分になる。

これは伝播性もある良いスパイラルですよね。

そう考えると、写真共有に特化した様々なアプリがこれだけ沢山ある事も納得です。

で、大事なのは撮った写真を、その場でぱっと手軽にアップ出来る操作性です。

ここがFacebookアプリなんかは良く出来てる。

BLOGに写真をメールで投稿出来るインターフェースも使い勝手良いですよね。



ちょっと話ずれますけど、昔どうしてカメラマンがモテるのか聞いたことがあります。

それは相手の良さを引き出す仕事だから。

それに引き換え文章の書き手は何となく斜に構えた皮肉な表現をしがちですものね。

自分のプラス面を見てくれる相手に好感を抱くのは当然です。



写真ってコミュニケーションの決定的なキラーコンテンツだと思いますね。

ATOK 2010 for Mac

発売されたので、取りあえず入れてみました。

動作は前の2010バージョンよりも速いかな。

見た目のUIがスッキリしているのも好印象。

それに第一変換候補がお馬鹿でイライラする事は減っているみたい。

多分当たりだと思います。

数少ない日本のITソフトウェア企業ですから、応援の意味も込めて!

お店に求められるソーシャルリテラシー

ソーシャル時代のリクルート的なるもの、または情報産業の憂鬱(雑感)

FBでホットペッパーがスポット情報を登録しまくっている件



大変ボリュームが多くて恐縮なのですが、今飲食業界の最前線でどういう事が起きているのか興味がある方は是非ご一読をお勧めします。飲食に限らず全てのお店の永遠の課題は集客にあります。その為にリアル店舗は人通りの多い一等地に高い家賃を払って出店し、お店の認知を上げるために高い広告費を捻出するわけです。その従来型の手法は今でも有効ではありますが、ITリテラシーの高いお店は更に先を行っているという話ですね。



今我々が一日に受け取る情報の量は昔に比べてどれほど増えているでしょうか。何百通にもなるメール、絶えず更新されるニュースサイト、TwitterやFacebook・mixiなどのソーシャルコミュニケーションの波。これだけの情報シャワーを浴び続けていれば、そりゃ従来メディア(TV・新聞・雑誌)との接触を下げもしますわ。正直溺れそうです。



ある意味、先方からプッシュで配信されてくる情報を取捨選択しているウチは話が簡単でした。イヤならTVの電源をOffにすれば良いし、DMは捨てればいい。でも自分から情報をプルで取りに行く行動様式が定着すると、どこでストップを掛ければ良いのか分からない。際限がない。お店の側も同じです。「イマドキFacebookにページくらい作っておかないと! Twitterで情報発信もしなきゃ! あ、クーポンも忘れずに!」 疲れますよね…。



何だか策に溺れている気がします。正直、クーポンで来店するお客さんがリピーターに定着するとは思えません。自分が大事な人とひとときを過ごす時、クーポン出しているからって店を選びません。私が大事にしているお店はそんな事しなくてもいつもお客さん一杯です。お店の価値の本質は、商品(味)とサービスです。マーケティングとか広報とかはそれを引き立てる手段であって、価値そのものにはなりえません。大人数で運営している大組織でない限り、店主やお店のチーフメンバーがあまりに煩雑な情報発信に手を取られていると、肝心の本質が疎かになりませんか?



知識やノウハウはあるに越したことはないけれど、何でも行き過ぎは毒にしかなりません。忙しくて心を亡くしていると感じたら、少し手を止めて本質に立ち帰ってみましょうよ。ストレスは体壊しますよ。

Google+の成算は?

早速Google+のアカウントを取得して少し使ってみました。

今のところ、微妙です…。

確かにUIはオシャレに良く出来ていますが、Facebookに無い独自の面白さというのが見当たりません。

これでは既存のFacebookの繋がりを捨てて移行するメリットがないです。

正直、mixi・Twitter・Facebookと次々サービスが登場して、一般ユーザーはお腹一杯だと思うんですよね。

いかにGoogleと言えどもこの状況を引っ繰り返すのは難しいと思います。

Facebookと提携して(先方が受けるかどうか知りませんが)、人を検索対象に加えるだけで良かったのでは、と思ったり。

後は地図を押さえている強みを活かして、Foursquare等のロケーションサービスを買っちゃうか。

SNSで正面戦争を起こすには機を逸したと思いますね。