カーナビというガラパゴス

今、世界中でモバイル分野が凄い勢いで発展・変化しています。

その中で、結構な大きなマーケットなのに取り残されているのがカーナビ(車載ITデバイス)分野。

実は海外ではそれなりに変革が起きていて、時代はポータブルナビ(PND)からスマートフォンの時代へ。

代表する海外メーカーはGarminとTomTomの二社なんですが、両社共に着々とスマートフォン市場へ布石を打っています。

Garmin社は台湾のASUSと組んで「nuvifone M10」なんて製品をリリースしていますし、TomTomは世界の殆どのエリアを対象に既にiPhoneアプリを投入済みです。

何故か日本市場向けが無いのが不思議なんですが…。

これ、地図メーカーが市場を荒らされないように排斥してるんですかね…?



日本市場も少しずつですが動き出してはいます。

navicoなんて製品も登場して、選択肢が増えつつあります。

し・か・し!

どうして既存の大手メーカーがここに参入しないのか!?

カロッツェリア(パイオニア)・パナソニック・イクリプス(富士通テン)・アルパインの四大メーカーが参入すべきだと思うんですけどね。

だってGarminもTomTomも専用デバイスは販売しながら両面作戦で新興マーケット(スマートフォン向けアプリ)を手掛けているわけで、大手なら両にらみで押さえておける体力があるはず。

こんなのとっととやっちゃうべきですよ。

この辺の意志決定の遅さが、正に今のジャパンクオリティ。

非常ーーに残念です!