TVR復活?

こちらの記事によれば、現在稼働していないイギリスのTVRが復活の準備をしているとか。

しかし、何度も同様の噂に振り回されて、結局日の目を見なかったTVR愛好家は皆懐疑的で、「この目で現物を見てから信じることにする」とか言ってますね。(笑)



さあ、7月のグッドウッドに華麗な姿でカムバック出来るか!?



TVR.co.uk

ロータス・ホンダ

大阪のロータスショップさんを廻っていて、一軒凄いところを発見しました。

ここ、何とトヨタエンジンをホンダVTECに換装!

ロータス・ホンダですよ、お客さん!!

夢の組み合わせだ。

専門ショップの存在

クルマが好きで、ちょっと変わったクルマを欲しくなった時、結構大事なのがメンテをしてくれるショップさんの存在です。

特に少し古いクルマの場合、いわゆる正規ディーラーから購入してディーラーさんに全てお任せ、という新車購入ライフサイクルから外れるケースが増えます。

今時ですのでクルマの購入自体はネットを通じて全国の在庫から選べますが、販売店が購入後のメンテまでしてくれるとは限らず、特に遠方の店から購入すると身近に知り合いのショップさんを確保していないと後が不安ですね。

で、自分の住んでいるエリアで、該当する車種の専門ショップさんを調べてみると、これが地域によってかなり偏りがあります。

神戸は、ちょっと専門性の高いショップさんが手薄ですね。

イジる人が少ないのかな?

大阪は多いんですが…。

クルマ文化の現れみたいな部分が見えて、面白いところです。

ロータス・エリーゼ

ついであったので、ロータスのディーラーさんに寄ってエリーゼを見せて頂きました。

同じモデルのオーナーさんが営業マン氏に変わって懇切丁寧に解説して頂き、ばっちり理解出来ました。(笑)

ロータスは今年からF1に復帰することもあり、知名度が上がるのではと思っています。

元々レーシーな作りで軽量を追求したクルマ造りには定評があり、トヨタエンジンの信頼性と安価な価格設定が幸いしてサーキット走行なんかを好むユーザーさんには大変評判の良いクルマです。

変に大パワー競争に陥っているスポーツカー/スーパーカー市場を尻目に、軽いことのメリットを追求する独自路線はエコにも合致してますし、つまんないクルマが多い中で今後もっと評価されるんじゃないでしょうか。



写真のタイプS(スタンダードモデル)は、車両本体価格4,790,000円なり。

如何ですか?

「Top Gear」

Top Gear



皆さんはこの番組をご覧になったことはありますか?

イギリスBBCの制作ですが、国内ではCATVでシーズン遅れで放送されていたりします。

私、世界一面白いクルマ番組と思っていまして、こちらにある企画をざっとご覧になるだけでどれだけ荒唐無稽な番組作りをしているかお分かり頂けると思います。



どうして彼らがこんな番組を作れるのか考えてみたことがあるのですが、



 ・イギリス公共放送ならではのスポンサーへの遠慮をしなくてよいポジショニング

 ・メインキャスターであるジェレミーのキャラクター(彼が登場するまではここまで面白くなかった)

 ・番組の作り手のクルマへの愛

 ・視聴者の同じくクルマへの愛とシャレを許容する態度



ですかね。

だって日本で同じ企画を考えてもNHKじゃ実現するわけありませんものね。



イギリス人のこういうやんちゃなところ、好きです!(笑)

ミニチュアカー

心斎橋大丸の12階にある精密模型店に連れて行ってもらいました。



ケイズコレクション



写真のクラッシックフェラーリ、何とお値段は798,000円なり!

その部品の精度の高さ、塗装の本気度、素晴らしい!!

どうやら関西の濃〜いクルマ好きの方の集う穴場らしいので、心斎橋にお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

トヨタのリコール問題

どんどん問題が深刻化して着地点が見えませんね。

原因は、設計の不備及び部品の精度と、コンピュータプログラムの不具合の両方がある様ですね。

部品が物理的な欠陥を抱えている場合は交換するしかありませんが、プログラムの不具合の場合はECUや関連制御ユニットプログラムの書き換えで解決する問題のはず。

今のパソコンはネット経由でアップデートするのが当たり前なので、そろそろクルマにも常時通信とアップデート機能の実装が求められる様になってきたのかも知れません。

それだけ複雑なシステムになってるんですよね。



何だかトヨタが本気で心配になってきたので、早期に事態が収束することを願います。

さて、次は…

ウチは今フェラーリとTVRのパーツショップを運営しています。



フェラーリパーツ専門店コンタクト

TVRパーツ専門店コンタクト



共に所有する歓び、走る楽しさを満喫できるスポーツカーという共通点があるのですが、更にもう少し取り扱いメーカーを増やそうと思って試行錯誤中です。

ありふれているクルマはつまらないし、刺激の無い車種では面白みが無い。

う〜ん、悩みます…。

TVR タスカン

昨日、TVR社のタスカンというクルマが納車になりました。

ご存知の方はどれほどいらっしゃるでしょうか?



TVR



私が最初にこのクルマを知ったのは、ジョン・トラボルタ主演の「ソードフィッシュ」という映画でした。

見たことのないフォルムに興味を覚え、すぐにネットで検索しまくって探したのを覚えています。

まあ、私も普通のクルマ好きレベルですから自分には無縁なクルマだと思って忘れていたのですが、一年ほど前に神戸市内の国道でタスカンと出会ってしまったのです。

それ以来忘れられず、ヒマを見てはネットで情報収拾する毎日。

フェラーリでもポルシェでもなく、既存のどんなクルマにも似ていない唯一にして独特の存在。

そして、経営が傾いて火が消える寸前であるという背景にも心引かれて、ついに購入を決意しました。

それもイギリスからの直輸入というリスキーな形で。



紆余曲折ありまして、船便で大阪南港に入船してからガス検を通すのに四ヶ月も掛かり、ようやく昨日手元にやってきました。

まだほんの少しですが、動かしてみた感想は「あまりにもスパルタン!」ということです。

何せショップさんからは「このクルマで雨の日に走ることは、普通のクルマで雪道を走っていると思って下さい」なんてレクチャーを受けるほどなのです。

有り余るパワーと軽量な車体の組み合わせは、まるでレーシングカーの様な運動能力を発揮するモンスターです。



世の中が成熟して機能が洗練されてくると、こういう荒々しい魅力を持った製品がどんどん姿を消していきます。

クルマに限った話ではありません。

結果、消費者は本当に手にした製品に満足感を覚えているのでしょうか。

マーケットを殺しているのは、メーカー自身なのでは無いのか?

そんな事を色々考えています。

失われてしまったクルマの魅力を再発掘して、乗る歓びを沢山の方に味わって頂きたい。

今年はそんな思いを込めた新ビジネスを一つ立ち上げたいと思っています。