IDの統合というテーマ

オンライン匿名性の終焉--単一IDが与える影響を考える



大多数のWebユーザーが、多くのID/PWの管理にうんざりしているはず。

その意味でOpenID等の取り組みは非常に有意義なのですが、上記のコラムにある問題も新たな脅威となる可能性があります。

現在の日本のWeb市場では、それなりのボリュームを抱えるIDといえば、mixi・Yahoo!・Amazon・楽天の四つになるでしょうか。

おちゃのこネットのようなショッピングサービスにおけるID統合のメリットは、住所や決済情報(クレジットカード情報etc.)の統合化ですが、mixi等ではそもそも実名登録すら怪しいですし住所や決済情報なんて保持していませんのでECサイトのログイン情報統合という意味では実用性に欠けています。



その意味ではAmazonのID解放に期待ですが、彼らは独自のやり方に拘る気がしますね。

もう少し状況ウォッチする必要があります。