Alpine新製品発表会に見るカーナビ業界の先行き不安

今日は大阪のいつものホテルでアルパインの2008年秋モデル新製品発表会に参加してきました。

冒頭の販売会社幹部のスピーチは暗い話のオンパレード。

景気後退・若者の自動車離れ・低価格製品へのシフトetc...

聴いているこちらまで暗い気持ちになってしまいました。



その後のウチ担当販社社長とのミーティングでは、完全に日本のカーナビ業界が後手に回っているのを痛感します。

アルパインなんてアメリカではPNDのヒットモデルがあるのに、何と日本の販売会社が日本市場投入を拒否したそうです。



私「これってWindows95の流れに逆らってたNECのPC98シリーズと同じ流れですよね〜」

社長「そうね、で軒並みDellやHPにやられて、今や台湾・中国メーカーの独壇場だものね」

私「こりゃ日本のカーナビもやられますね」

社長「そう、そのうちAppleがカーナビ出したら、日本製は全部退場でしょう」



これ、現実的なストーリーになりそうです。

今の商売を継続したい気持ちは分かりますけど、誰の目にもトレンドは明らかなんだから先手を打つしか無いと思うんですが…。

こうやって日本中が茹でガエル状態なのですね、きっと。