アルパイン、秋の新製品発表会

最近カーナビは抜本的な機能追加の余地が少なくなっており、モデルチェンジが地味になっています。

そのせいか、今年の秋は各社新製品発表会自体を開催しなくなっています。

その中でアルパインだけが、春同様千里中央のホテルで新製品発表会を開催。



肝心の製品は、やっぱりマイナーチェンジとしか言いようの無い内容でした…。

ただ、先行きの市場環境が明るくないという共通認識の中で、何とか拡販をしようと知恵を絞り、車種専用フィッティングキットを細かく開発したり、フロントカメラなどの周辺パーツの拡充をし、販売店の意識改革をすべく啓蒙活動をする、その姿勢は素晴らしい。



アルパインの業績紹介のコーナーで、実はOEM販売が売り上げの80%なのだとか。

やはりどこのメーカーも、自動車メーカーの工場出荷段階で食い込んでおかないとアフターマーケットでは商売にならないのですね。

ちなみに、車載AV&ナビ市場のシェア一位はPanasonic、以下Harman、Pioneerと続いて、アルパインは世界5位なのだそう。

結構頑張ってますね。



車載機器も日本市場だけを見ていると実態が把握できないので、世界マーケットを俯瞰する事が大事だと思いました。

急進しているTomTomの事なんて知らない人が殆どでしょうからね。

近い将来のマーケットは、



 1.純正:殆どがこれ

 2.PND:何せ安い



   (相当な開き)



 3.アフターマーケット品:少数のこだわり層向け



と収斂するでしょう。

国内だけにしか販路がないショップは大変になりますよ。

島国根性

↑これ、あまり良い意味で使われない言葉だと思いますが、はてぶのコメントとか読んでいると、つくづく変わっていないなあと感じます。

やっぱりこの地理的要因が変化しない限り(=未来も変わりようが無い)、日本国民の気質に変化は無いんでしょうか。



血液型で人を区別するのがこんなに常態化しているのは日本くらいなのだそうです。

そりゃそうだ。

ユダヤ人とか中国人とか、ハーフとかクォーターとか、キリスト教徒とかイスラム教徒とか、本質的に相手との違いを規定するもっと分かり易い事項があれば、そんな細かい事を誰も持ち出しませんわね。

それだけ彼我の環境が似通っている事の証左であり、本当に日本的。



細部に渡る作り込みの精密さとかはダントツなんですが、ネチネチと足を引っ張る同質性の縛りが強くて、げんなりします。

今日は幾つか嫌な場に遭遇してしまって、テンション下がり目。

(あ、こういうネガティブなエントリーを書くことがそもそもいけないのか…。反省。)

Joostベータ版開始

YouTubeとは違う動画配信サービスの「Joost」がベータサービスを10/1より開始しました。



これはブラウザーで閲覧するYouTubeとは違い、専用アプリをPCにインストールする方法です。

そもそもユーザーが自由に投稿できない配信専用サービスですから比べる対象では無いのですが、JoostはP2P技術を全面に採用しているところが興味深いです。

それもそのはず、Joostの創業者はSkypeの創業者と同一人物。(二人組)

人気のある映像ほどキャッシュが増えて配信が軽くなる、という優れたシステム設計になっています。



iPhone/iPod touchしかり、専用アプリによるUI実装が今後のトレンドになっていくかもしれませんね。

分散と集中のトレンドサイクルがコンピュータ産業の姿を大きく変えていきます。



 ・Host-Slave(中央集中型)

 ・Client-Server(分散型)

 ・Web(中央集中型)



また地殻変動が始まるのかも。

MLBプレーオフ

すっかり日本人選手もMLBに溶け込みましたね〜。

今や各チームの貴重な戦力として重宝されています。



日本の企業・サービスも、本来もっと力のあるプロダクトを世に出せるはず。

必要なのは、"自信"だけなのかも知れませんね。

iPod touchがやってきました!

注文していたiPod touchが届きました。



スゲー!



気になっていたのは、



 ・動作がサクサク動くのか?

 ・キーボード入力の操作性は?

 ・電池の持ちは?



という点だったのですが、全く問題なし。

これだけの機能性でこれだけ快適に動くのは驚異です。

キーボードの予測変換も良く作り込みされており、ボタンの小ささはそれほど気になりません。

まあ長文の打ち込みをする気にはなりませんが…。



昨日SONYにエールを送ったところですが、こんな製品を出されてはちょっと他メーカーはお手上げでしょうか。

同等品じゃダメで、これ以上のモノを出さないと評価されませんから、至難でしょうね。



しかしイノベーションのタイミングっていうのは、本当に繰り返し何度でも訪れるんですね。

だからこそ後発の企業にもいつでもチャンスは巡ってくるのです。

勇気が出ますね。

SONY復活に期待

こちらにある通り、SONYが有機ELディスプレイを世界で初めて市販開始しましたね。

ここ何年かに渡ってずっと品質の低下でユーザーを裏切り続けてきた同社にとって、本当に久し振りに胸を張れる明るいニュースなのではないでしょうか。



ウォークマン・CD・ハンディカムと時代を切り開いてきた輝かしい商品開発の歴史を見るまでもなく、SONYは世界中がその一挙手一投足に注目してきた日本の誇りでした。

いくら松下やCANONが良い商品を作っても、期待を良い意味で裏切ってくれる新しいコンセプトメイキングが出来るのは同社ならではの強みでした。

経営の舵取りを誤って迷走を続けていましたが、そろそろ我々が望む本来のSONYを取り戻して欲しいと思っています。

是非、失った信頼を取り返して下さい!

「郵便局株式会社」始動

10月に入って衣替えの季節ですが、新しくスタートする仕組みが幾つかあります。

郵政の民営化スタートもその一つ。

誰にとっても身近に関わりがある郵便局が民営化して、さてドイツポスト並に国際化・競争力向上と行きますかどうか。



ちなみに今日たまたま郵便局に行ったら大きな声で「いらっしゃいませ」と声を掛けられてちょっとビックリしました。

でも、こういうところが大事なのだと思います。

職員の皆さん、未来が明るくなるかどうかは心掛け一つですよ。

期待しています。