Kさんの遺稿

先月末にKさんが亡くなりました。まだ還暦前の若さで、わずか一年半の闘病生活でした。ご本人、さぞかし無念だったことでしょう。当初はご自身の病気を隠していたKさんが、途中から友人に病状をオープンしてFacebookで日記を書いてらっしゃいました。その遺稿が手元に届きました。

まだ全部は読んでいませんが、生前のKさんの様子が目に浮かぶ生き生きとしたタッチに、みんなから慕われていたお人柄が偲ばれます。実は娘もこの文のファンで、私以上の読み耽っています。まだ中一ですけど、さすがは文学少女。感じるところがあるのでしょうね。

虎は死して皮を留め、人は死して名を残す

私は死んだ後にどんな評価をされるのだろう。どんな人間だったと思われたいのだろう。人の評価を気にして生きていても仕方ないのですが、人の死を身近に経験するとやはり自分の身に置き換えて考えてしまいます。たぶん、答えはひとつ。後悔のないように生きる。それしかないのでしょう。

あなたは後悔のない毎日を送れていますか?