移民を受け入れるべきか?

サッカーの試合を見ながら、高校生の息子と「日本は移民を受け入れるべきか?」なんて話になりました。こんなことを話せるようになったんだな、と感慨深くなりましたね(笑) なかなかディープなテーマなんですが、息子の意見は「このままでえんとちゃうん」でした。奇しくも、私と同意見です。

確かに単一の価値観で硬直化した社会になると、柔軟性が失われ、変革が遅れて劣化します。もちろんその危険性はよくよく分かっておかなければなりませんが、しかし今は21世紀。情報のシャワーをシャットアウトできるわけもなし、勝手に色んなインフォメーションは入ってきます。であれば、少々人材の流動性が低くても変革のプレッシャーはありますよね。それならば、徒に拙速な移民政策を進めてせっかくの日本社会の良さが失われることの方を危惧します。今さらアメリカのマネをしても追いつけないのですから、日本人の価値観や行動様式を残してそこをストロングポイントとして活かす戦略を採った方が得策だと思うのです。人口減と多様性の確保は最低限度でいいんじゃないでしょうか。純日本人チームでも予選リーグを突破できることは証明できたので、この路線キープでいいと思っています。