「OK Wave」英語版をベータリリース

オウケイウェイヴ、英語版Q&Aサイトを開設



OK Waveの英語版がベータリリースされたそうです。



ここのサービスは本当に独特で、各種の人力検索系サービスでは利用度合いが群を抜いています。

各ポータルへのサービス提供も行き届いていて、国内基盤はほぼ盤石。

万全を期しての英語版リリースといったところでしょうか。



英語圏でも反響を呼ぶと、同じ日本のIT企業として嬉しいですね。

期待しましょう。

Googleの2008年1Q決算は増収増益

グーグル第1四半期決算、アナリスト予想を上回り増収増益



Googleの決算はアナリストの危惧を他所に好調な数字でした。

さすがGoogleと言いたいところですが、comScoreも根拠のない数字は出さないはず。

少なくともアメリカ国内のネット広告マーケットが成長の踊り場に差し掛かっているのは事実だと思います。

2008年はネット時代の転換点の一つになりそうですね。

ネット広告マーケットもそろそろ成長に陰りが?

グーグル検索広告に垂れ込める暗雲--ペイドクリック成長率が大幅失速に



Googleに限らず、Yahoo!にしろMSN(Microsoft)やAOLにしても、ペイドクリックつまり一番主流のネット広告が成長鈍化しているということに他ならず、どこまでも右肩上がりで伸びていくかに思われていたネット広告市場の限界が見えてきたのかも知れません。

勿論サブプライム問題を引き金にした一時的な景気後退の影響はあるでしょうが、ここまでの非常に大きな成長の様子を見てきた我々には「いよいよネット広告も曲がり角かな」と思えてしまいます。

考えてみれば、先進国のパソコン普及度はほぼ行き着くところまで行った訳で、ネットの利用シーンも既に生活に深く密着しており、天井が見えてきてもおかしくありませんね。

今はGoogleをはじめ、殆どのサービスがネット広告を収入源とするモデルになりつつあり、サービスの対価は極限まで無償に近くなりつつあります。

個人的には広告モデルだけに依存するのは危険で面白くないと思っていましたので、有料サービスが見直される契機になるかも知れませんね。



何せ過大な幻想は捨てて、現実的にならねば。

Craigslist、スゴイ

一昨日ご紹介したCraigslist、スゴイです。

掲載した当日中に三件応募、更に二日ほど掛けて新たに数人が応募。

やっぱり英語圏への浸透振りは想像以上に深かったのですね。

英語圏のヒューマンリソースを探す企業さんにはオススメ。

今のところまだ無料ですよ!

YouTube、京大の授業を無料公開

YouTube、京大の授業を無料公開--日本の国公立大では初



昔から教育は強力な映像コンテンツとされていましたから、こういう動きは歓迎ですね。

スタンフォード大学等ではかなり以前から映像配信をしていましたから(紹介記事)、ようやく日本でも始まった事を喜びたいと思います。

(スタンフォード大学の講義コンテンツは、今でもiTunes Storeで「Stanford」と検索すれば簡単に見つかります)



とかく著作権侵害とかの暗い話題にフォーカスされて来たYouTubeですが、コンテンツの権利保有者がその気になればこういう有益な使い方が幾らでもあるという良い例になると思います。

本当はNHKの膨大な放送番組も無料アーカイブ化してくれれば良いのですが、どうやら有料化の方向らしいです。

残念…。



NHKオンデマンド



Craigslist

今日、所用のためにCraigslistにpostしてみました。

初めてご覧になった方は、何じゃこの文字だらけのサイトは、とお思いでしょうが、これが実に馬鹿にならないサービスなのです。



「Craigslistの2008年の総売り上げは8000万ドルに」--米コンサル会社が予測



梅田望夫さんが言うところの”スモールビジネスオーナー”、即ち、売上数十億円規模で非公開企業、というシリコンバレー型IPO志向企業とは対極のあり方を貫いている面白い企業です。

日本ではまだ知名度が低いのですが、英語圏の人材へのアプローチ方法としては試す価値があると思います。



思い返せばmixiも初期は無料の求人サイト(Find Job!、現在は有料サービス)からスタートしている訳で、求人広告はネットの世界でも堂々とお金の取れる良いビジネスなのですね。

リクルートが本気で海外進出すれば面白いのに…。

男性の視線、女性の視線

ECサイトの画面設計についての調査レポートがありましたね。



ECサイトの画面設計--男と女、買い物の行動パターンはどう違う?



男・女というのはあまりに乱暴な括りだと思いますが、ある程度は上記レポートにあるような傾向もあるかも知れません。

明らかに自店舗の商品ターゲットが性別に依存しているなら、このようなレポートを参考に画面を設定してみるのも面白いでしょうね。