iPod留学

こちらの梅田望夫さんのコラムによると、世界トップクラスの大学であるスタンフォード・MITの講義の様子が無料でダウンロード出来る様になったらしいです。



実際に見てみましたが、これはスゴイ!

これこそ、ネットがもたらす情報革命の典型ですね。

世界中どこにいても、本人の学ぶ意欲さえあればハードルは限りなくゼロに近く下げられ、環境を活かすも殺すも本人次第。

これは革命的な進歩です。



一つだけ梅田さんのコラムに物言いを付けるなら、あまりにも楽観的にアメリカ的価値観を肯定している点。

独善的な唯我独尊姿勢が世界に紛争のタネを輸出していることを思うと、必ずしも迎合することが正しいとも思えません。



出来るなら、先端のテクノロジーの恩恵を、日本ならではの歴史的価値観を背景に独自の咀嚼をして世界に提示して欲しいモノ。

21世紀は単純な資本主義万歳ではなく、共生の知恵を大事にすべきだと思うからです。

包容力に富んだ日本の強みを見せるチャンスだと思いますよ。

実物を見たい商材のネット販売について

どうしても実物を見ないと決めにくい商品ってありますよね。

例えば、家具・自動車(中古)・家、などなど。

この場合は、最終的な意志決定にリアル店舗への誘導が必要だったりします。



ここで気付くのは、概ねどの会社でもWebとリアル店舗の連動が殆ど出来ていない事。

大きな理由は両方の担当者が別れていて連絡不足な事なのですが、意外と小さなお店でオーナーさんが兼任しているであろうケースでも出来ていない事が多々あります。

忙しさにかまけてネットに手が回らないのでしょうか…。



連動していて欲しいと思うのは、



・キャンペーン情報をネットで見て店舗に行っても案内が見あたらないし、店員も把握していない

・ネット上の特集商品が店頭で見つからない、もしくは品切れ



どちらにしても、非常にがっかりしますね。

せっかく顧客の注意を引き留めて店舗に行こうというモチベーションの喚起まで成功しているのに、詰めが甘いから購買に落とし込めない。

こんなケース、日常的に散見します。

商売の基本的な地道な努力、ネットでもリアルでも必要ですよね。

商い力の差が売上の差です。

見た目よりもコンテンツ

久し振りに昔からの友人の事務所を訪問しました。

最近不動産関連の仕事も始めた彼は、やはりWebSiteによる集客を試み、オープン一ヶ月少々で既に商談に結びつく問い合わせが毎日コンスタントに入っているそうな。

その彼のSiteは、いわゆるデザイナーが制作・管理している見栄えの良い物では決して無いが、逆に訪問者が望む情報をシンプルに提示しています。

そして、彼自身がマメに情報の入れ替えをやっているところがポイント。



確かに、不動産の物件って、せっかく問い合わせしたのに「あ、それもう無いんです」なんて言われること多いですよね。

最初から釣り広告だったんじゃないの?、なんて疑ってしまうほどちゃんとマッチングされた試しがありません。



そう、Siteは作って終わりではなく、情報の鮮度を上げることが最も重要。

ほったらかしにしているのに、売り上げが上がらないなんてお嘆きのオーナーさん、いらっしゃいませんか?

悪意のあるサーバー攻撃について

それなりに長くサービスを提供していると、知名度が上がるにつれて悪意のある攻撃対象とされることが出てきます。

いちいちユーザーさんには報告していませんが、過去にも何度か攻撃を受けました。

当社は、可能な限り攻撃元のIPアドレスを特定し、該当ISPにクレームを付け、悪質な場合は普段から付き合いのある兵庫県警のサイバー犯罪対策室に相談しながら法的手段を取ります。



ユーザーさんを守るためにも、絶対泣き寝入りはしませんよ!!

ネット上の自己表現について

mixiを使ってみて感じること。

それは、「意外とコミュニティの情報が浅いなあ」ということ。

正直、2chの方が深いです。

膨大なゴミにまみれてますが。



どうしてかなあと考えるに、やはり実名と匿名ではコミュニケーションの仕方が違うのしょうね。

で、更に考えるに、どうして匿名の方が深い情報が出てくるのか?

それは、個人的に責任を取りにくいポジションの人(=ほぼサラリーマン)が多いからではないでしょうか。



mixiを見ていても、コミュニティは浅いのですが、個人の日記のレベルはそれこそ千差万別で、非常に濃密なやり取りが交わされている日記もあります。

mixiは個人の日記こそが主戦場なのですね。

そして、濃い日記は概ね中小企業の社長とかフリーの専門職の人とか、要するに自分の名前で商売している人が書いているのが殆どだと感じます。

やっぱり組織人は軋轢を恐れて実名では自分の意見を表明しにくいんでしょうね。

で、自分のプロフィールやバックグランドを公開しないから、新しい繋がりは生じにくい。

(前からの友達としかコミュニケートしない)



これは完全に私の主観的なイメージですけど、日本は中小零細企業レベル(の特にオーナー)のIT化が遅れているんだと思います。

パソコンを使いこなしているのは概ね大企業の人で、後は元々デジタル系に強い人ばかり。

波に乗り遅れた人が追いつくタイミングが無いんでしょうかね。

そういえば、国のIT講習会なんて施策もありましたっけ。

ああいうの、継続的にやれば良いのかも知れません。



海外では事情はどうなんでしょうね。

パソコン使えない人(使わない人?)ってやっぱり多いんでしょうか。

どこも同じかなあ?

抜本的検索エンジン、求む!

恐らくですが、現状の検索エンジンの精度に満足している人は非常に少ないはず。

Yahoo!にしても、Googleにしても、目的の情報に辿り着くのに手間暇掛かりすぎです!

ゴミ情報ばかりヒットして、全然意図している情報が出てこずに検索をあきらめていること数知れず。



これは現状の検索エンジンのアルゴリズムがあまり進化していないのが原因だと思います。

(Googleさん、儲けることばかり考えすぎでは?)

今、研究室で面白いことを探している若人諸君。

一つ腕の見せ所なのではないでしょうか?

ロクな新興企業がない事にほとほと資本市場が呆れている今なら、まともな技術を確立すれば幾らでも資本は集まりますよ!



大企業に就職するのは少し先延ばしにして、トライしてみては?

ネット上の繁華街

概ね、ネット上で人が多く集まるポイントが明らかになってきていますね。



 ・Yahoo!オークション

 ・mixi

 ・価格.comのクチコミ掲示板

 ・2ちゃんねる

 ・YouTube

 ・モバゲー

 ・各自のBLOG

 (・楽天市場) ← 認めたくないのでカッコ付き(笑)



といったところでしょうか。

上記のウチ、楽天を除いては、余程魅力的な競合サービスが現れない限り当面は盤石でしょうね。

情報が多く集まる濃密なポイントは、それ自体が価値を持つので簡単には廃れません。



上記の一等地に続く、準繁華街をどれだけ創り出せるかがここ数年のネット企業の勝負所ですね。

その意味では、あまり残されたイスは多くないのかも知れません。