はてなブックマーク

皆さんは、「はてなブックマーク」というサービスをご存じでしょうか?

ご存じない方は、下記で無料のアカウント登録をして、使ってみて下さい。



はてなブックマーク



これは、ソーシャルブックマークというサービスです。

簡単に説明すると、Web上のブックマーク(お気に入り)共有サービスですね。

普通は、ブックマークは個人がひっそりと自分のパソコン内で使うもの。



これをWeb上で共有するとどうなるか?



同じコンテンツに興味を持つ他人との出会いがあります。

そして、気の合う他人が興味のある事は自分にも興味が持てるものであるもの。

そうやって新しい価値ある情報に出会うための仕掛けが、ソーシャルブックマークというサービスの意味です。



もう一歩踏み込んで、応用編



Googleの検索結果にはてなブックマークのエントリー数を表示するプラグインとその入れ方



これで、Googleの検索結果に、他人の興味の大きさというもう一つの大きな尺度が加わりました。

公開されているサービスのAPIを組み合わせてマッシュアップする。

気の利いたアイデアさえあれば、面白いサービスを自分の手で作り出せる。

面白い時代ですね。(^^)

Amazonがモールに進出

アマゾンも年内にネット商店街



この記事で気になって、先行しているアメリカのAmazonがどの程度の手数料を取っているのか調べてみました。



Amazon.comの手数料



つまり、



 ・Computers = 6 percent

 ・Camera & Photo, Cell Phones & Service, and Electronics items = 8 percent

 ・Items in the Everything Else Store = 10 percent

 ・Musical Instruments = 12 percent

 ・All other product lines = 15 percent



という6〜15%の手数料が必要で、これに「a per-transaction fee of $0.99」がプラスされます。



いわゆる楽天と同じ従量制課金モデルなので、ウチのような純粋なツール提供サービスとは根本的に異なりますね。

楽天・Yahoo!ショッピングは脅威に感じているかも知れませんが。



はっきり言いますが、これではショップは幸せになりませんよ。

いい加減にこのビジネスモデルの陥穽に気付いてもらいたいものです。

アマゾン、映像配信事業に参入へ

アマゾン、映像配信事業に参入へ



う〜ん、先端的なWeb企業は次の主戦場を映像分野に絞っているんでしょうか。

確かに文字検索マーケットをGoogleに押さえられた以上は、画像・映像にいくしかないのかも知れませんが、果たして認識技術が実用に耐えうる水準に達しているか。

アメリカのベンチャーは我先に未知の分野に突進していきますが、果実を得るのは少し後から来たプレイヤーだったりします。



皆さんは、Googleがアメリカに登場した(確か)14番目の検索エンジンという事実をご存じですか?

古いユーザーは、AltaVistaなんてエンジンがもてはやされていた時代を知っているはず。

先行すれば良いと言うものでもありません。



時代の半歩だけ前を行く。

これが古今東西、成功の法則です。

フォントの影響

連休中から、メイリオフォントを試しています。

これは次期WindowsであるVistaに搭載されるシステム標準フォント。

Windows史上初めて全サイズアンチエイリアス対応したフォントになります。



百聞は一見にしかず。



フォントによる同一ページの違い(スクリーンショット)



メイリオを入れた当初はかなり違和感ありましたが、慣れるとすっきりクリアな見た目に馴染みました。

皆さんにもオススメですよ。



<メイリオ導入手順>

1.WindowsXPにクリアタイプの設定をする

 

2.メイリオフォントの入手

 

3.ブラウザやメールソフトにフォントを設定

 ・「スタート」から「コントロール パネル」を開いて「インターネット オプション」をダブルクリックします。

 ・「インターネット オプション」の「全般」のタブの下部にある「フォント」ボタンをクリックしましょう。

 ・言語セットに「日本語」を選択して「Web ページ フォント」に「メイリオ」を選びます。

 ・選択したら下部の「OK」のボタンを押して「インターネット オプション」を閉じます。



どうですか?

たかがフォント、されどユーザーが常に目にしている画面を支配し、見た目の印象を大きく左右します。

Windowsが登場して10年余り。

ようやくまともな見た目を獲得できた、記念すべき瞬間と言えます。

なんだかMac使ってるみたいでしょ。(^^)

(それだけMacは偉大だということですが…。)

ロイヤルカスタマーの育成

マイミクのやまさんに言われて、今日はずっと考えてました。



私は、「お客様は神様」とは思っていません。

これだけ選択肢がある世の中で、サービス・商品の購入に際しては必ず理由があるはず。

その人にとって他の商品を選ぶよりメリットがあったから、その商品を選択したのです。

その意味ではお互いフィフティ−フィフティ。



かなり昔からですが、世の中の人100人中100人と仲良くしようとも思っていません。

出来っこないとも思っています。

開き直りとは違います。

傲慢でも無い。

むしろ、冷静だと自負しています。



誰しもが経験があると思うのです。

何故大手企業が提供するサービスに心惹かれないのか?

答えは、

「尖ってないから」

です。

万人に受け入れられる事を志向して、誰にも熱狂されない凡庸なサービスに堕しているのですね。



好きなサービスを、好きな人のために提供する。

これが幸せに至る道のような気がします。



必要なのは、虚飾を切り捨てるほんの少しの勇気ですね。(^^)

CGMは広告が取りにくい?

アクセスは増えたが……“口コミメディア”の悩み(IT Media)



CGMとは、Consumer Generated Media、つまりSNSやBLOGやクチコミといった消費者が積極的に参加して集積されたコンテンツを差します。

価格.comのクチコミ情報なんかがその最たるモノですね。

このサイトは価格比較サイトとしての機能も勿論魅力ではあるのですが、ユーザーの大部分はそこで交わされる商品への遠慮会釈のない生情報に引き寄せられています。



こういったクチコミサイトの特徴は、先行者優位の法則です。

一旦情報の集積が始まると、ボリュームが価値を持つようになり、容易には他のサイトが代替出来なくなります。

楽天トラベル(旧:旅の窓口)のクチコミやAmazonのカスタマーレビューも恐らくその座を長期に渡ってキープし続けるでしょう。



ところが、その滞留性の高い他社垂涎の的が、広告媒体として必ずしも成果を上げていない、今後も上げにくいかも、というのが冒頭の記事の面白いところです。

客観性を担保しないと価値が無くなるクチコミ情報は、根本的に広告と相性が悪いかも知れませんね。

とすると、各社ビジネスモデルの構築には相当苦労する可能性があります。



う〜ん、まだまだネットの世界の最終形は見えてきません。

金の鉱脈を発見するのはあなたかも知れませんよ?(^^)