投稿者 岡野 幹生 日時
最近話題の耐震強度偽装問題について、考えてみました。
当社が所属するIT業界は、基本的に規制というモノがありません。
まだ新しい業界ですし、知的活動に制限を設けると新しい試みが生まれにくくなるので、自由な環境が業界の発展に寄与していると思います。
対して建設業界。
規制の固まりですよね。
他にも、自動車も電機も、それぞれの業界で規制は存在し、全て緩和するのが正しいとは思えません。
どこに違いがあるのか?
それは人の生命に危険が及ぶ可能性の違いですね。
ソフトウェアに少々バグがあっても命が危険にさらされる事は殆どありません。
(制御系のシステムなんかは別ですよ。)
性善説に期待する事のデメリットが大きいジャンルというのがあるんですよね…。
IT業界で働いていて、もう一つ感じる良い事。
それは、新しいスタート地点がしょっちゅう現れる事。
ですから後発組にチャンスが大いに訪れます。
幸せな事だと感じています。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
思い付いて、「
Mr.インクレディブル」を借りてきて観ました。
いやあ、スゴい出来です。
宮崎駿モノとは違うアニメの面白さがありますね。
「
Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる」という言葉があるそうです。
素晴らしい精神ですね!
私も会社を最高のプロが集まる集団にしたいと思っています。
普通の人が普通の事をしてても、人を感動させる仕事は成し遂げられませんからね。
そう、鉄鋼王カーネギーの墓碑銘はこうでした。
「ここに、自分より賢い人間を周囲に集める術を知っていた1人の人間が横たわる」
投稿者 岡野 幹生 日時
土曜日の朝青龍の涙、久し振りにじーんと来ましたね。
故郷のモンゴルを離れ、異国の地で精進を重ねて、頂点へ。
勝てば勝つほど、強すぎて面白くない、といわれのない非難。
これが日本人なら違う反応なのでは、と思わざるを得ません。
そして、この涙。
「俺だって、愛されたいんだよ…。」
と漏らした彼は、まだ25歳ですよ。
万感の思いが去来したんでしょうね。
でも、横綱のハートの強さは一品です。
こういうガッツのある人が大好きです。
最近軟弱な人が多いなあ、と思うこの頃です…。
投稿者 岡野 幹生 日時
スミマセン、ウチのことでは無いです…。
「
Hi Hi PUFFY AMI YUMI」なんていうアニメが全米の視聴率No.1になっているのですが、このPUFFYの二人がNY名物の感謝祭パレードに日本人として初参加、という記事がありました。
う〜ん、素晴らしい!
ITの世界はいつもアメリカから新しい技術やサービスを輸入するばかりで、進んでいると思われている携帯電話の世界も実は徐々に世界標準から遅れてきているそうです。
狭いマーケットに拘りすぎですよね。
かと思えば、DoCoMoや昔の富士通みたいに無駄に浪費するかどっちかです。
今の日本のIT企業で本格的にアメリカ進出を図っているのは、ACCESSと、楽天のLinkshare買収くらいですか。
金融サービスやメディアなんて、ポートフォリオを埋めるだけでなく、独自のサービスで海外を席巻する本物の企業が出てきて欲しいですね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
おちゃのこネットは、新規のアカウント登録時にどこでこのサービスをお知りになったかのアンケートを取っています。
一番多いのは、当たり前ですが「検索エンジン」及び「検索エンジン広告」。
次は、「知人からのご紹介」なのです。
実はサーバーが重い間は、このご紹介で入会される方の比率がどんどん落ちていました。
当然ですよね。
だって私自身が知人の問い合わせにエクスキューズしていましたから…。
最近やっとこの紹介入会者の比率が増加に転じてきました。
クチコミで広がるサービスかどうか。
ネット上で成功するか否かの分かれ目です。
どうぞ、今後とも末永くご贔屓に。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
愛読している「頑張れ社長!」の
最新号に、経営リソースが足りている事が成功の十分条件ではない、という話がありました。
むしろ逆ではないか、というのは極端かも知れませんが、甘えた環境は良い結果をもたらさないのも事実。
だって、資源が余っているということは有効に活用できていない事と同義ですもんね。
この感覚が、公共サービスと民間の最大の違いだという説を聞いた事があります。
厳しい状況で耐えているとき、確かにツラいんですが、自分が鍛えられている実感もあるはず。
この感覚を若い頃に肌で感じているかどうかが、後で踏ん張りが利くかどうかの違いに現れると思います。
この8ヶ月、サーバーの問題では随分スタッフは忍耐を強いられました。
でもこれを乗り越えた経験は貴重な財産になっていると思います。
途中で投げ出さなかった皆を、誇りに思います。
さあ、これからはスイッチを入れ替えて、アグレッシブに行きましょう。
誰の顔色も伺うことなく最高のサービスを追求できる、この環境を活かさない手はありませんから。
投稿者 岡野 幹生 日時
「
高橋メソッド」ってご存じでした?
ご存じの方は相当情報感度の高い方です!
いやあ、斬新なプレゼン手法ですね〜。
伊藤さんが早速これを使って先日プレゼンしたそうです。
皆、最初は口を開けてポカーンとしてたそうですが。(笑)
流行遅れにならないうちにどうぞ。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
週末にピーター・ドラッカー先生の訃報に接しました。
95年の見事な生涯でした。
世界最初の経営コンサルタントとして、世界中の経営者に影響を与えてきました。
氏の名言を少しご紹介。
「私は父とシュンペーターとの会話に同席し、三つのことを学んだ。
一つは、人は何によって人に知られたいかを自問しなければならない。
二つめは、その問いに対する答えは、歳をとるにつれて変わっていかなければならないということである。成長に伴って、変わっていかなければならない。
三つめは、本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えることであるということである」
<
がんばれ社長! 最新号より>
ドラッカー先生、今後も勉強させて頂きますね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
皆さん、ネット上の情報の扱い方について、怖さを感じてらっしゃいますか?
最近実感したのは、「価格.com」のクチコミ情報についてです。
つい最近家の掃除機を買い換えようと、候補を探していました。
某社のサイクロン式掃除機が良さげ、と思ってクチコミ情報を見ていると、推奨派と否定派の意見が分かれています。
しかも、両方の意見にもっともと言える根拠があります。
で、近所の家電専門店に出向き、ベテラン販売員に質問をして、全く候補に無かった製品を買って帰りました。
これ、数年前に某社のオイルヒーターを買いに行ったときにも経験した事です。
普段、人と話をしているときは、随分多くの情報を得ている事に気付きます。
・年齢
・性別
・口調のトーン
・話している場所
・相手のバックグラウンド(経歴など)
これらは、ネット上で簡単に得られない副次的な情報ばかりですよね。
だから、掲示板などではちょっとした言葉の選び方や口調で、すぐに揉め事に発展します。
我々がネット上でコミュニケーションを始めて、まだようやく10年。
社会の多数がその振る舞いをマスターするには、まだまだ時間が必要ですね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
今日は久し振りにリクルート時代の同期と大阪で飲み会でした。
途中からもう一人合流。
色々と近況を報告しあったりしていたのですが、この三人は全員経営者なのですね。
それぞれが数字のプレッシャーを抱えながら頑張っている様子に、大いに勇気づけられました。
私は街に新しいお店が出来たり、ビルが建ったりしている様子を見ると嬉しくなります。
新しい経済活動が生まれているんだなあ、と誰かの努力が形になっていることが感じられるのです。
F君・T君、ごちそうさまでした!
投稿者 岡野 幹生 日時
最近のネット企業によるTV局の買収行動は、果たして正しいのでしょうか?
古くはソフトバンク・ニューズ連合によるTV朝日買収。
そして、livedoor対フジテレビ、楽天対TBS、とメディアを賑わしていますね。
「新興ネット企業が、消費者行動に影響の大きいTVメディアを欲しがるのは分かる。」
という意見がある反面、否定的な意見の根拠はAOLによるタイム・ワーナー買収のその後の経緯です。
まだ結論では無いのかも知れませんが、今のところAOLの立場は買収当時よりかなり弱体化しており、買収は失敗に終わったという見方が多数です。
「TVはWatchするもの、ネットはSearchするもの」
と両社は画面に向かう時の消費者の行動パターンが対極的ですから、私は実は親和性が低いのかも、と思っています。
「ただTVのコンテンツをネット配信しても、今のところそれはただの映りの悪いTVに過ぎない」
この見方をくつがえすだけの工夫があれば、それは新しい付加価値をもたらすかも知れませんが…。
どちらにしてもギャンブルがすぎるのでは? (^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
今週号の日経ビジネスにAmazonのジェフ・ベゾス氏のインタビューが載っていました。
世界がもっと透明になっていく
というイメージは良いですね。
昔と比べて消費者が得られる情報量は格段に増え、もはや供給側の理屈に洗脳されることはありません。
賢い消費者は自分の目で商品・サービスを選び、眼鏡にかなった良い物だけを他人にクチコミします。
我々も選ばれるサービスになりたいと強く願っています。(^^)