新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。



皆さん、お正月休みはゆっくりされましたか?

私は自分と妻の実家を両方回って、お雑煮・お屠蘇を頂いて、と典型的な日本の正月でした。



今年の日本経済の先行き観測も決して明るいものではありません。

世界中が、どこも未体験のグローバル化の大波に適応しようと必死です。

調子が良いように見えるアメリカも例外ではありません。

ましてや、少子高齢化の進む日本の摩擦は大きいものでしょう。



振り返ってみると、プラザ合意に端を発する円高の流れが今日までの経済の底流を形作っています。

そりゃ当時1ドル240円が、最高時は80円まで行ったんですから、大変な事ですよ。

その後、内需拡大の必要性に迫られ、大規模な金融緩和が土地バブルを引き起こし、その後遺症処理に失われた10年といわれる時間を費やして今日に至ります。



人とモノとお金と情報が、最適な場所を求めて瞬時に移動するグローバル経済。

人類史上初めての経験に対する解なんて誰も持っていませんから、手探りで着点を探していくしかありません。

それも、アメリカ式でもヨーロッパ式でもない日本独自のパターンを模索して。



今年は、そろそろその着地点が見えてくる年かな、と思っています。

年金問題に象徴される社会制度を再設計して、次の100年を見越した大計を構想したいですね。

皆さんにとって、良い年になりますことを。

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コメント

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タニグチ 日時 :

あけましておめでとうございます。おちゃのこさんで2店舗目もお世話になります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。



私は今年34歳ですが中学生の頃がバブル真っ最中でした。イケイケだった日本をうっすら覚えています。バブル当時13〜5歳でしたがテレビから流れ出る映像やニュースに違和感を感じていたのをはっきり覚えています。

ディスコで踊りまくる大人たち。

アメリカの土地や建物を買いまくる日本企業。

絵画を桁外れの金額で落札したというニュース。



「なんか無理してんな〜」



良いニュースのように報道していることにひどく違和感を感じていましたが、今思うとこの感覚は正しかったですね。



失われた10年は、間違いなく当時の大人たちが「感覚」を失っていたツケだと思っています。





今の中学生達は、今の時代、今の日本をどう感じてるんですかね。日本のあるべき姿も案外、彼らの方がハッキリ見えているかも?ちょっと聞いてみたい気がします。

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