グルメ情報のクチコミサイト

日常的に一番身近で馴染みの深いのはグルメ情報なのですが、実はグルメ情報に関するクチコミサイトはどこも成功しているとは言い難い状況です。

ぐるなびしかり、食べログしかり、運営者が期待するほどは活発に投稿が行われておらず、質を担保するほどの量の確保に至っていません。



つい昨日、mixi内のオススメレビューコーナーにグルメカテゴリーが新設されました。

そのレストラン情報はぐるなびからの提供の模様です。

しかし、レストランの基礎情報の提供にとどまり、クチコミ情報そのものは相互交流が実現していません。

mixiとぐるなび側のどちらが渋ったのか分かりませんが、これは残念で勿体ないですね〜。



どうしてクチコミ情報の書き込みが増えないのか?



●理由その1:書き込むモチベーションが無い?

 う〜ん、これは普通の価格.comの家電関連商品情報でも同じですもんね…。商品情報も書いたからといって自分に目に見えるメリットがあるわけでは無いので、グルメ情報を投稿しない理由にはならないでしょう。



●理由その2:あまりに主観的すぎて投稿をためらう

 これはありそうです。商品の故障に直面すれば、故障したという事実は明白なのでゆるぎない経験情報になりますが、そのレストランがおいしかったかどうかについては書き手の主観に全面的に委ねられます。よほどヒドいサービスに当たったという以外は、自分の舌で味の善し悪しを投稿できるほどの自信が持てないのかも知れません。



●理由その3:出し惜しみ

 本当においしくてとっておきのレストランは、そっと大事にとっておきたいという心理が働いているのかも知れません。基本的に商品が世の中に広く出回る大量生産品である電化製品と違い、レストランはリソースが限られていてそれも比較的小さいモノです。あまり評判になって店が荒れるのもイヤという面もありますね。



●理由その4:自分が特定される危惧

 自分が通えるレストランは自宅周辺のある程度限られたエリアになりますから、特定のレストランを挙げると自分の個人情報が段々明らかになっていきます。ネット上で自分の個人情報を公開することに繋がる行為に、心理的なブレーキが働くのでしょうね。





こう考えると、レストランジャンルのクチコミ情報を集積させるのは考えているほど簡単な事では無いようです。

今後も各社苦戦が予想されますね。

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