デジタルコンテンツの消費体験

皆さん、もうKindleはお使いですか? 何か買ってみられましたか? 私は年末からどっぷりです。取っ掛かりやすいところから、まずはコミックを購入。昔好きで読んでいた大作を探して、Kindle化されていないタイトルはeBookJapanなんかも使ってみました。「コブラ」なんて何年振りかに読みましたけど、相変わらず古さを感じさせないクオリティで涙出ました。「GANTZ」もまだ連載中のタイトルなんですが、週刊誌の掲載が不定期なのであちこち読み落としてる部分があって、この機会に全冊大人買いして頭から読み直しました。うーん、スッキリ。



実はデジタルコンテンツの消費はコミックに限りません。この年始から「おしん」がNHKで再放送されてるんですが、カミさんに頼まれた録画に失敗しておりまして、慌ててNHKオンデマンドなんか契約しちゃいました。すると放映スケジュール関係無く好きな時に好きなだけ視聴出来ちゃうので、もう止まりません。一気に何十話も見ちゃって、お腹一杯です。これは映画でも同じで、我が家のファーストチョイスは今やiTunesでの映画レンタルになっちゃいました。好きな時にワンクリックで始められる視聴体験を味わうと、デジタルコンテンツに伴う頼りなさやあいまいさみたいな不安感を利便性が凌駕しちゃうんですね。それでも永続的に補完しておきたいタイトルはパッケージメディアを購入したりするので、自分の中で使い分けが出来てきた感があります。



デジタルコンテンツの配信サービスが始まることで、書店やCDショップが街から消え文化的に退潮するという節もあります。しかし、こういう体験を積み重ねると、むしろコンテンツの消費体験は増加するんじゃないでしょうか。通り一遍の特色のないお店は無くなっちゃうでしょうが、消費者にちゃんとした提案が出来るお店はむしろ重宝される気もします。マーケット全体としてはプラスなんじゃないでしょうかね。少なくとも私は、新しいテクノロジーやサービスを肯定的に捉えたいな、と思っています。

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