Facebookから広告が消える日は来るか

想像してごらん、広告のないFacebookを。やってみれば簡単さ



Googleに限らず、殆どのWeb企業はその収益を広告から得ています。Facebookも例に漏れませんが、そのFacebookの画面から広告が消えるなんて事が起こりうるのでしょうか。上記のエントリーではあり得る、と述べています。つまり、



1.Facebook以外のサイトへの行動履歴の送出

2.Facebook内での物販手数料



の二つで稼ぐモデルが成り立ちうると。2.の物販は分かり易いので特に問題無いと思いますが、1.の行動履歴をお金に換える手法はちょっと気持ち悪いところもあります。
殆どのオンライン広告は脈略のない割り込みだ。しかし、Facebookの広告ネットワークはユーザーの性別、年齢、場所、職歴、興味、友達、アプリでの行動などを用いて、他のサイトやアプリがユーザーの欲しがっているものの広告を出すのを助ける。これは、Facebookがこれ以上広告を出すことなく広告収入を得られることを意味している。
SF映画でありますよね、道を通り掛かった主人公に向かって広告が表示されるシーン、「あなたはハワイ島へ旅行に行きたいと思っていますね? 最適のプランがありますよ」「大切なパートナーの誕生日プレゼントを忘れていませんか? あの人は今こんなものが欲しいと思っていますよ」なんてね。ドキッとしますね。ちょっと後ろを振り返ってみたりして。これが既に現実のモノになろうとしているという訳です。



広告は情報である、と喝破したのはGoogleですが、一般大衆は自分のデータが商売用に売られる状況を受け入れるのか? 現状既にFacebookやTwitterなどのSNS活動をする人としない人に大きく別れてしまっている状況がありますが、さすがに個人情報の売買を無制限に受け入れる人がそれほど多くいるとも思えず、普及には消費者側の世代交代が必要な気がします。しかし、じゃあお前はFacebook止めるのか、と聞かれれば、どっぷり使用体験に嵌まっている身としては今さら離れられる自信もなく…。なし崩し的に感覚が麻痺していくのかも知れませんね。

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