クチコミを活かすプラットフォーム

Facebookのコメント欄を設置できるようになりました



本日おちゃのこネットにFacebookのコメント機能を追加致しました。

これは結構重要な機能追加だと思っています。

その理由は、コメント/レビューのプラットフォーム化、にあります。

今、世の中にコメント/レビューとしてよく使われているサービスはどれくらいあるでしょうか。

代表的なのは、価格.comですよね。

ここは家電製品を中心に、JANコードで識別出来るメーカー製品を膨大なDBとして整理し、圧倒的に多数のクチコミが集まっています。

最低価格とクチコミはこのサイトの価値を決定的に高めています。

もう一つはAmazonでしょう。

こちらは本やCD/DVDを中心に、様々なカテゴリーに商品ラインナップを拡げています。

但しまだ品揃えの質は本・CD/DVDと一部の家電製品にとどまり、それ以上のクチコミDBを構築するのは難しいと思います。

もう一つ無視出来ないのは楽天のレビュー。

こちらは利用者が多いのでそれなりに数は集まっていますが、正直参考にならないレベルが多いですね。



ここで問題になるのが、おちゃのこネットの様な独自のショッピングカートです。

世の中には沢山のカートがあり、それぞれが個別に何らかのコメント/レビュー機能を提供しています。

ところが、個別カートの、更に個別店舗に対してレビューを書いても、他の人の目に触れる可能性が高いとは思えないためにコメントを投稿するモチベーションが高まらないのですね。

これは何とかしたいと思って弊社でもgarittoというショップ横断型のコメント/レビュー機能を集約するサービスを提供していますが、それでもやはりマイナーなサービスであることには変わりなく状況の改善には至っていませんでした。

そこに現れたのがFacebookのコメント機能です。

今や世界中で最も成長しているWebサービスであり、膨大な利用人口を誇るFacebookが、コメントの受け皿として機能するという事の意味は小さくありません。

恐らく近い将来独立系のショッピングカートは全てこれに対応するでしょうし、Webの世界全体の共通基盤としてFacebookが大きな役割を果たしていくでしょう。

そうなると、上述した価格.com・Amazon・楽天も対応を迫られる事になるやも知れず、そうなれば文字通り全てのコメント/レビューが一つに結びついた大きなネットワークが完成することになります。



こういう全ての人が共有すべき知見は分散していては勿体ない価値の高いものですから、何らかの形で整理されて有効利用されることが全ての人にプラスになります。

本当はGoogleにそれが出来れば良かったのですが、どうやら担い手はFacebookだということに落ち着きそうですね。

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