次世代エネルギー問題

未来のクルマの動向はエネルギー問題がどう収束していくかというテーマと不可分です。

その意味でこのニュースには非常にびっくりしました。



生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見



前から藻で石油を精製する事自体は出来ていたらしいのですが、今回発見されたのは効率を大きくアップさせる新種の発見です。

日本で一年間に輸入する石油量を生産するためには2万ヘクタールあれば良いとの事で、これは東京ドーム4,350個分。(東京ドームは約4.6ヘクタール)

充分実現可能な規模に思えますね。



最近ちょくちょく次世代エネルギーに関する新ネタを耳にします。

例えば、



ホントに海水からウランが取れた

メタンハイドレート



など。

実用には採算ラインに乗せるという大きなハードルがありますが、少なくとも可能性のタネは幾つかあるという事なので大きな希望を感じます。

確かに地球のサイズに対して人類の活動インパクトが大きくなりすぎ、このまま何も考えずに進むと環境破壊に繋がるという認識は必要と思います。

それでも今の時代に生きる者としては将来が明るく思える材料があれば閉塞感が一気に解消しますから、技術進歩に期待してしまいます。

エネルギー問題を克服した上で、地球環境との共生の道を探るという建設的な方向が望ましいですから。

今世紀が明るいモノになるか、暗く後ろ向きになるか、ひとえにエネルギー問題に掛かっていますから、是非突破したいです。



しかし、地道な基礎研究って本当に大事なんだな。

簡単に事業仕訳なんてすべきじゃないですね。

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コメント

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通りすがり 日時 :

前回は大変貴重なアドバイスをしていただきましてどうもありがとうございました。



石炭の逆襲もあなどれないようです。

http://plaza.rakuten.co.jp/airinhoikuen/diary/201007280002/

CONTACT岡野 日時 :

なるほど、石炭ってまだ死んでないんですね〜。



技術のタネを採算レベルに乗せるところが難しいんだと思いますが、成功した時のインパクトは大きいですから期待したいですね。

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