日本の良さ

「いい国に生まれたのだ」ということ

日本のパスポートは最強らしい



両方さとなおさんのコラムなのですが、日本は確かに「平和」と「健康」という二つの根源的欲求を高いレベルで満たしている貴重な国なんですよね。

こんなに恵まれた素晴らしい環境があるにも拘わらず、国民性がナイーブで慎重な性格な為に、浮かれてはしゃぐでもなくネガティブな要素に溜息をついて明日を憂いている状況でしょうか。

では何となく先の展望が開けない行き詰まり感を、どう打破すれば良いのでしょうか?



1.輸出型の製造業セクター

 これは答えは簡単。どんどん海外に事業進出して、現地工場を作り現地法人を構え利益を上げて頂く。で、日本には連結納税で利益を返して頂く。勿論国際的に競争力を維持できる税制水準の基で。これはとっくに各大手企業が適応を進めていますよね。国内雇用が多少失われるかも知れませんが、それよりも海外市場への進出で各企業が強い体質を作る方が先決だと思います。



2.国内型のサービスセクター

 問題はここですね。縮む人口動向には絶対に逆らえないので、パイの縮小を何らかの手段で補わないといけません。高額品にシフトするか、販売形態の企業/ショップなら海外向け貿易を手掛けるなどで新しい市場を開拓するかしないと展望が開けないと思います。しかし対面販売しか方法がないサービス業はどうするか。答えは海外からの観光客の誘致しかないと思います。国内の人口だけでは縮むパイを観光客で補う発想ですね。現実に秋葉原や北海道では一定の成果を収めつつあるので、政府に頼らずに民間が自助努力で観光客を集める努力をすべきでしょう。どれだけの観光地やお店が中国語の案内サイトを作っていますか? あなたのお店は「銀聯(ぎんれん)カード」でお買い物が出来ますか? 日本という国そのものが最強のコンテンツなのですから、活かさない手はありませんよ。



すべからく重要なのは、国境を越えた発想をすること、にあると思います。

ウチ(コンタクト)のクルマ関係の商売でも、かなりの割合で海外からの輸入商材がシェアを占めています。

いくら情報化が進展したと言っても、それぞれの国の文化は一朝一夕には同化しません。

国が違うと発想や価値観が異なりますから、思いがけない掘り出し物やニッチ商材が見つかったりするんですよね。



嘆く前に、行動しましょう!

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